忍者ブログ
独りアクティブ非モテ系16年目ドクターのにっき。
[2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12]
なかなかに厳しい麻酔が多かったこの一週間であります。


過去3回のけっこう大掛かりな開腹歴ある人のPD(膵頭十二指腸切除)とか、
下腿コンパートメント症候群、出血でHbは5台、STまで下がり始めて
直ちに輸血が必要なのにKは6.7、さらに上昇傾向の患者さんの緊急麻酔とか、
DOA、NAD両者マックスdose、O2リザーバー10LでSpO2 90%くらいのまま、
緊急開腹のため手術室になだれ込んできた患者さんとか、
抜管直前に痙攣発作を起こした患者さんとか、


自分の判断力と全身管理技術を試されるような麻酔が多かった先週でした。
全例まずは手術室から病棟またはICUに還すことができてとりあえず一安心。
Evidenceも大切、長期予後も大切なことはもちろんですが、
Criticalな症例については、まずは「生きて手術室から出す」モードに、
思考をシフトして動くことを余儀なくされることが多かった先週、
後輩たちが早く帰る中、毎日のように最後まで居残っての麻酔でしたが、
どうせ早く帰っても予定なんてないし待ってる人もいないからいいんです。プンプン。


・・・


・・・(←※壮絶凹み中)


というわけで、帰りが遅かったので手抜きばっかりの、
先週の独り寂しく夜食おつまみであります。




週に1度は食べたいお好み焼き。今日はシーフード。




そろそろ季節、ぶり大根。はくこうは三温糖派。




ニラたっぷり卵焼きの出汁あんかけ。




やさいをたべよう野菜炒め。ピーマン各種てんこ盛り。




たことエリンギのニンニク&オリーブオイル炒めパプリカまぶし。




飯抜き天津飯。


最近ミキサーを買ったはくこうです。
これで料理の幅も広がりますね!独りで!



・・・


・・・


ズーン(←※定番の)

拍手[0回]

PR
この1ヶ月で全身麻酔カイザーを4件引いたはくこうです。
某心疾患合併に、ITP合併に、obesity脊麻不能に、早剥DICとなかなかの。
本物フルストマック緊急もあり、なかなかに緊張感を強いられる麻酔ですが、
母子ともに健康に手術室を送り出せれば嬉しい限りです。


というわけで某日の術後回診、整形外科術後のAさんであります。
体型的に硬膜外麻酔困難ということで、
前回手術時も硬膜外麻酔やったものの結局入っておらず、
術後大変な痛みに苦しめられたとのこと。
今回は俺が担当しましたが、確かに難しい体型、
しかし感触的には入った・・・はず。


俺「どうも、麻酔科のはくです。術後回診に参りました。」
A「あ、どうも、麻酔科の先生ですね。ありがとうございました。」
俺「術後、どうでした?」
A「それがですね。」
俺「ええ。」
A「今回は、全く痛みが無かったんですよ。もう、ビックリして。」
俺「硬膜外麻酔、今回は効いたみたいですね。」
A「ええ、前回のことを考えると、もうほんとに、ウソみたいです。。。」
俺「効いてくれてよかったです。」
A「本当に、ありがとうございました。痛みが一番不安で・・・。」
俺「整形の先生が良い手術をしてくれたんですよ(笑)。」
A「ええ(笑)。でも硬膜外麻酔の管、昨日抜いたらちょっとまた痛くなって。」
俺「あら。」
A「いや、もう我慢できるんですが、やっぱりあれ、効いてたんだなって。」
俺「ええ、僕の感触的にはバッチリ決まってましたからね(笑)。」
A「ありがとうございました。」
俺「術後、吐き気や声のかすれ、寒さなどありませんでしたか?」
A「特になかったです。」
俺「術中のこと、覚えてたりします?」
A「いえ、全く(笑)。気がついたら部屋でした。麻酔ってすごいですね。」
俺「特に問題なかったようで、何よりです。」
A「ありがとうございました。でも先生。」
俺「はい?」
A「もう先生とは二度とお会いしたくないですね。」
俺「?」
A「もうこれで手術は終わりにして、私、元気になりますから(笑)。」
俺「そうですね(笑)。僕もまたAさんとお会いしないことを祈ってます(笑)。」
A「一期一会ですね。」
俺「そうですね(笑)。お大事にしてください。」
A「ありがとうございました。」


・・・


ぶっちゃけ硬膜外麻酔が効いた、それだけのことなんですが、
麻酔科医としての原点を思い出したこの麻酔。
心臓麻酔、循環動態不安定の麻酔、緊急気道確保、集中治療など、
修行中の身としては派手な麻酔に目を奪われがちですが、
患者さんに満足できる鎮痛を施し、術後の不快の軽減など、
患者さん満足度の高い麻酔をさらに追求していこうと改めて思ったはくこうです。


俺らが毎日のように従事している麻酔、手術業務は、
それを受ける患者さん一人一人にとっては人生の一大事、
毎日訪れる人生の一大事たちに、常に我がベストを尽くしたいと思うはくこうでした。

拍手[0回]

街は早くもそろそろクリスマスモードです。
それにしても今年のクリスマスはイブが土曜日、そしてクリスマス日曜日と、
珍しく週末にシンクロとなっています。
ええ、普段仕事が忙しい社会人にとっても、
週末のクリスマスを恋人とゆっくりロマンティックに過ごせる絶好の機会ですね!


ええ、当直ですよ。何か?(←※毎年のこと)


・・・


・・・(←※涙拭き中)


クリスマスイブ当直、あいつは特に彼女もいないし非モテだし、
どうせ何の予定もないやろと選ばれてる気がするのはHIGAIMOUSOUだね!
オシャレレストランとかオシャレホテルとかに呪いを送りながら、
市民の命と健康を守るべく今年のイブも頑張って働こうと思います。
寂しくない寂しくない寂しくない・・・


・・・


で(泣)(←※相変わらず今年も順調に負け組)


というわけで先週の独り寂しく自作晩酌おつまみシリーズであります。
なんか振り返ればタンパク質多めな感じ。




てきとーにいろいろ乗っけてみた系タパス。




タラが安売りならばフィッシュ&チップス。




吉野家的な味を目指した牛丼。白ワインがキモっぽい。




水菜と油揚げのあたたかおひたし。




タコのパプリカたっぷりオリーブいオイル炒め。




タラ牡蠣エビと水菜の海鮮塩ダレ鍋。




白菜漬物と紅しょうがたっぷりの卵とじ焼き。




ナス&椎茸をくり抜いてつくね詰めて焼いてみた。




毎週一度は野菜炒め。今回は小松菜と赤&緑ピーマン。



実は年越しの大晦日も当直なはくこうでした。
医者になって5年、うち3回は病院で年越しだったような気がします。

拍手[0回]

最近、心臓血管外科手術のBGMはもっぱらAKB48になっております。
もちろん主要な部分が終わってしまっていざ止血、閉胸のあたりから。
外科医によれば、何も難しいことを考えさせずに、
とりあえずその場のテンションを上げてくれるからとのこと。
まさにヘビーローテーション。
会いたかった会いたかった会いたかったyes!!!
ちなみにはくこうはモテたかったモテたかったモテたかったyes!!!


・・・


・・・(←※すでに諦めの過去形)


というわけで(泣)


ミスチルの腹部外科、ジャズの耳鼻科、ジブリの脳神経外科、
ドリカムの産婦人科、90年代J-POPの呼吸器外科など。
手術中BGMは手術室看護師さんがチョイスしているのですが、
この科はこれ、という感じで選んでる傾向があってなかなか面白いもんです。
ちなみに今日の泌尿器科はK-POPヘヴィーローテーション。
ところで最近山本正之(※別窓)のCD買ったんですが、
どこか流しどころないですかね?


・・・


・・・(←※独り寂しくマニアック)


というわけで相変わらず唐突に先週の独り寂しく自炊夜食。
オームそばも作りましたが全開載っけたので割愛であります。




ほうれん草とじゃがいも入り卵焼き。トルティーヤとかは言わない。




スパイス入りパン粉まぶし焼きタラに玉ねぎたっぷりトマトソースがけ。




「海辺のカフカ」読んだら食べたくなったウナギ、というわけで、う巻。




たまにはカロリーたっぷりピザパン。




もやしとニラと卵の相性の良さは異常。withウィニー。




味覇を使うと炒飯がすげー旨くなることをハヶ━m9( ゚д゚)っ━ン!!。


味覇、使いやすくて旨くなるけど、
何を作ろうが味覇味になっちゃうのが難しいところやなーと思うはくこうでした。

拍手[0回]

なかなかに濃い一週間だった気がするはくこうです。


自分が担当した麻酔ならば、
術中から荒れ狂うVT storm、合計40回以上も除細動をかけながら、
電解質補正やらvolume負荷やら何とか維持しながら、
ようやくPCPS導入、何とか何とかICUまで戻った症例とか、
階段10段も上がれない心不全なHOCM患者さんの非心臓手術麻酔とか、
前屈気味で頸部を固定されたハローベスト患者さんの麻酔とか、
IP+COPDどっちも厳しい患者さんの呼吸器外科麻酔とか。
自分の担当麻酔以外にも
Apico-aortic conduit手術(※別窓:You tube)を見れたり。
しかしまだまだ勉強&経験の必要性を痛感した一週間でもありました。
全ては患者さんの安全のために。


ちなみに


プライベートの方は超薄い一週間だったよ!(←※相変わらず何もなし)



・・・


・・・


というわけで相変わらず夜更けに独りむせび泣きつつ、
今週の独り寂しく夜食シリーズであります。




フィッシュ&チップス。イギリス的ジャンキーを意識して。




水菜と油揚げのおひたし。




アスパラガス入りビーフシチュー。アスパラ大好き。




半額牛肉と鶏肉のコンビ焼肉。おにくだいすき。




そぼろ入れすぎたカボチャの煮物鶏そぼろ。




毎度おなじみ、野菜炒め。やさいをたべよう。




色々詰め込んだ、とりあえず三平汁風鍋。


マンネリの中に時々変化球、これが長続きのコツだと思うはくこうでした。
何にしろ。

拍手[0回]

大当たりのフライデーナイト。


長引く定期大型手術、そして押し寄せる緊急手術。
夜11時を過ぎても手術室はまだ5列で全身麻酔手術中。
この上さらに外傷性くも膜下出血の搬送を受けたとか、
感染性弓部大動脈瘤の切迫破裂がいるとか、
不穏な噂を聞き流しつつもなんとか自分の手術は夜11時前に終了。
さらに自分が監督してた若い先生麻酔担当の手術も深夜0時前に終わり、
さらに終了後もちょこちょこと他部屋のお手伝いなどしていたわけですが、


医「お疲れ!遅くなったなー。」
俺「いやはや、久々の大当たりの夜ですね。。。」
医「まだまだ緊急来てるみたいやね。」
俺「ですね。当直の先生方、ファイトとしか言い様がないです。」
医「もう0時過ぎかー。フライデーナイトも終わっちゃったなー。」
俺「ですねー。」
医「それにしても先生、金曜夜、何か予定とかなかったん?」
俺「俺に金曜夜の楽しい予定とかあると思いますか?」
医「・・・。」
俺「・・・。」
医「だから先生が満を持してあの緊急の担当になったんやね(笑)。」
俺「ええ、おそらく(笑)。」
医「はく先生なら、金曜夜の予定もたぶんないし、緊急やってくれるやろと。」
俺「ええ、おそらく(泣)。」
医「いやー、お疲れさまです。」
俺「いえいえ、とりあえず無事に終わって何よりでした。」


こういう金曜夜何の予定なし非モテ系ドクターたちによって、
日本の救急医療は支えられているんですよね!


・・・


・・・


ズーン(←※スーパーこじつけ)


まあぶっちゃけ、緊急麻酔をかけてるフライデーナイトのほうが、
よっぽど充実してる気もします。どうせ予定ないし。(←※イター)
時には落ちかかってる命を手術中どうにか支えきることが要求される緊急麻酔、
正直無茶苦茶怖いんですが、これほどテンションの上がることもなかったり。
何とか無事終わって、後で患者さんがよくなったと聞けばなんという満足感。
というわけではくこう、これからも緊急麻酔、
喜んで引き受けて参りますよ!楽しい予定なんて皆無!皆無!かいむっ!!


・・・


・・・(←※泣きながら)


というわけで今週の独り寂しく帰宅後の独り晩酌おつまみシリーズ。
なんか簡単系のものばっかりであります。




冷凍エビが半額セールだったのでエビチリ。




冷凍エビが余ったので青梗菜と舞茸とスープ炒め。




大根葉と油揚げ入りなめこ汁。




ニラ入り海鮮お好み焼。マヨネーズソースを無性に食べたくて。




牡蠣ポン酢。ネギ&みょうが超たっぷりモード。




名古屋で最近人気らしい「赤から鍋」を意識して独り鍋。




初めて作ってみたら意外と簡単だった、カニクリームコロッケ。




さつまいも揚げハチミツまみれ。いわゆるハニーポテト。



ロマンスとか結婚とか、いったいどこに落ちているのか、
ちょっと落ち葉の中とかいろいろ探してみようと思うはくこうでした。

拍手[0回]

手術室看護師のKさんとおしゃべりしておりました。


K「はく先生、最近私、ある人を紹介されたんですけどね。」
俺「お、ええやん。」
K「よくないですよー。」
俺「何でよ(笑)?」
K「だって、会ってみたんですけどその人。」
俺「うん。」
K「すっごい似てるんですよ。」
俺「似てる?何に??」
K「何だと思います?」
俺「知るか(笑)。何やねん。」
K「エイに似てるんです。」
俺「エイ????あの水族館にいる?」
K「ええ。そのエイです。」
俺「つーか『エイ』って日常生活で久々に話題にしたわ(笑)。」
K「ですよね(笑)。でも超似てるんです。。。」
俺「エイ似・・・。」



・・・




エイ。


俺「エイ似のその人、なんかちょっとかわいそうな気も・・・。」
K「だって、似てるんです。。最初見て第一印象でエイだ!って。」
俺「だんだん『エイ』がゲシュタルト崩壊(※別窓)してきたぞ。」
K「何ですかそのゲシュタルトなんとかって。」
俺「まあ気にするな。ところで。」


K「はい?」
俺「Kさんから見て、俺は何に似てるように見える?」
K「はく先生ですか?そうですねー。」
俺「さてさて、誰似やろ。」
K「強いて言えば。」
俺「うむ。」
K「昔の新幹線のぞみ号に桂文珍を足した感じですかね。」




300系のぞみ号


たす



桂文珍



混ぜるな危険。(←※むしろ混ざらない)


Kさんのセンスに脱帽しつつ、今週の独り寂しく自作お酒のおつまみであります。
お土産とか使いつつ、岩手旅行の余韻に浸りちう。




「銀河フーズ」(※別窓)のソーセージをフライパン焼きしただけ。




遠野を思い出して自作「ひっつみ」(※別窓)。




まあ、いわゆる、なんていうか、その、イカ焼き。




遠野で手に入れた究極の薬味「暮坪かぶ」(※別窓)使用の山菜そば。




そろそろ寒くなってきたので半額牛肉とすいとんの独り辛味噌鍋。




ある日のはくこうの平日朝ごはん。古代米ご飯とぶりアラの味噌汁。


これからは郷土料理もいろいろと作ってみようと思いつつ、
また独りの秋と冬がやってくることを憂うはくこうでした。
寂しくない寂しくない寂しくない・・・


・・・


ズーン(←※やっぱり、最後は)

拍手[0回]

ドクター5年目麻酔科医3年目ともなると、
麻酔科ローテーション中の研修医の先生の指導なんかしてたり。
時刻は午後8時過ぎ、予定の手術が長引いて、まだまだ続いております。
麻酔担当は研修医先生(※もちろん指導医つきっきり)。
なかなかやる気があって優秀な研修医先生なのでありますが、


研「なかなかこの手術、長引きますねー。」
俺「終わりが見えへんな・・・。」
研「でもまあ、頑張ります!」
俺「金曜夜やし、先生、なんか予定とかないの?」
研「まあ、ありますけど、麻酔を最後までやりきるつもりです。」
俺「予定、何かあったん?」
研「ええ、いちお、合コンの予定だったんですが(笑)。」
俺「えええ!?」
研「ええ、でもしょうがないです。麻酔が大事です。」
俺「いやー、先生は研修医の鏡やね。」
研「いえ、当然です!」
俺「でもせっかくの予定なら、俺が今から引き継ぐよ。」
研「いえ、最後までやりますよ。」
俺「でもせっかくの予定やろ。」
研「いえ、最後までやらせてください!」
俺「よしわかった、ならば。」
研「はい。」
俺「手術終了、麻酔からも起こして、その他いろいろやって」
研「はい。」
俺「最後にその、麻酔記録終了のボタン押したら、すぐ帰れ。」
研「は、はあ。」
俺「あとの搬送とか、申し送りとか、後片付けは俺がやっとくから。」
研「いや、先生、申し訳なさすぎます。」
俺「いやいいんだ、先生は麻酔終了したらもうすぐ帰りなさい。」
研「そうですか・・・ありがとうございます!」
俺「合コン、楽しんできてね。」
研「ありがとうございます。ところで・・・」
俺「んん?」
研「先生は、金曜夜ですけど、何か予定はないんですか?」


俺「ないっ!」(←※キリッ)


研「・・・。」
俺「・・・。」
研「失礼しました!もう少し頑張ります!」


・・・


・・・



なにか今、哀れみの視線が・・・(←※負け組意識)


金曜夜に予定なんてこんところあったことがないわけですが、
とりあえず独り寂しく強く生きて行く決意を新たにしつつ、
今週の独りおつまみ。魚系が多かったような。




イワシの竜田揚げ。さかなをたべよう。



半額エビで作ったエビチリ、微妙に青梗菜添えて。



半額マグロとアボガドのワサビ醤油和えサラダ。



カツオのたたきをオニオンスライスマヨネーズで食べると旨い。



ツナとシラスの炊き込みご飯。



懲りずにまたエビカニカマ卵とじの中華風あんかけ。



モロヘイヤまみれの冷奴ポン酢超たっぷりけ。


本日は久々の新規開拓銭湯、関西118湯は、
天然温泉延羽の湯・鶴橋店(※別窓)
大阪は鶴橋に先月開業の新しいスーパー銭湯であります。
鶴橋駅から歩いて10分圏内のなかなか便利な施設。
俺的にはなかなか相性が良さそうでで大満足、
相変わらず体重絞って帰宅して、その分独りビールで埋め合わせるはくこうです。
ああ寂しくない寂しくない寂しくない・・・


・・・


ズーン(←※夏真っ盛り、孤独真っ盛り)

拍手[0回]

以前から気になっていたんですが
全身麻酔から醒ました直後の患者さん、
必ずと言っていいほど、まず自分の顔を触ってるような気が。
朦朧ながらおもむろに手を伸ばして、
とりあえず自分の顎をなでなでしたり、鼻をかいたり、頬をこすったり。


同僚の先生方もその現象には気づいていたようで、


「挿管管理中は鼻を使えず、鼻が乾くので鼻を触りたくなるのでは?」
「中高年男性にその傾向が強い気がする。」
「婦人科の若い女性の麻酔の時も触ってましたよ。」
「セボフルランがまだ残っていて、気道刺激があるんじゃないか。」
「いや、TIVAでやった時にも顔触ってた。」
「麻酔中に使う麻薬の何らかの作用なのではないか?」
「いや、LMA自発呼吸管理、ブロックのみのno麻薬管理でも顔触ってた。」


・・・


というわけで、麻酔から覚めた直後に人は自分の顔を何となく触る、
というよくわからん現象は何故なのか謎のままだったのですが、
本日も某患者さん、麻酔から醒ました後におもむろに自分の顎をなでなで。
というわけで聞いてみました。


俺「どこか顔がかゆいんですか?」
患「いえ、そういうわけでは・・・。」
俺「今、顔を触りましたね(笑)。」
患「ええ、顔を触ったら、ああ、まだ俺、生きてるな、って思って。」
俺「・・・無事終わりましたからね。」
患「ありがとうございます。」


・・・


話は変わりますが、
7月17日(日)の京大麻酔科入局説明会の後の飲み会、
および、8月7日(日)のレジナビ後期研修プログラムセミナー@大阪
はくこう、何となく現病院代表として参加予定であります。
麻酔科医を目指す研修医の先生方、是非是非ご参加ください。

拍手[0回]

今週はなかなかに。


某日には腹部大動脈瘤破裂の緊急を担当、
血液不足でどうしようもなく、緊急O型異型輸血に踏み切った次の日に、
今度は心タンポナーデ、ショックの大動脈解離の緊急を引き当てて、
人工心肺前は落ちまくる血圧、心肺離脱後は伸びまくるACTと格闘するという、
心臓血管外科緊急立て続けの日々をこなしつつ、
こっそり普通の定期手術も入れて数えてみれば、
この一週間で20例の麻酔を担当してたはくこうです。なかなかに。


ああ、押し寄せる麻酔担当手術と同じくらい、出会いがあればいいのに!


・・・


・・・


で(泣)(←※ただ単に、完全に非モテ系)


もう仕事の虫になろう、と悲しく決意しつつ今週の独り寂しく夜食おつまみ作り。
例によって毎日帰宅時間も遅く、短時間でできるもんしか作れずでした。。。




ウィニーでゴーヤチャンプルー。




ビールが(゚Д゚)ウマー、豚キムチ、ついでにニラも入れて炒めてみた。




ムリヤリ和風バンザイ、エビとネギの炊き物。




フライパンで作ったネギマ。




毎度おなじみ肉野菜炒め。今週はアスパラガス入り。




中にあまりもんいろいろ押し込んだだし巻き。




海鮮&タケノコwithチンゲン菜の中華風炒め。




エノキダケたっぷりデミグラスソース煮込みハンバーグ。


本日は関西113湯目、大阪・富田林市の「うぐいすの湯」(※別窓)へGo。
山の斜面を切り開いた広大な露天風呂、なかなかに癒されモード。
ちなみに山の斜面系露天風呂を有する日帰り温泉施設としては、
「滝野温泉ぽかぽ」(兵庫県加東市)、
「こんだ薬師温泉ぬくもりの郷」(兵庫県篠山市)があるよ!
と、ちょっと関西温泉マニアっぷりをプチ披露してみるはくこうでした。

拍手[0回]

カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
フリーエリア
最新CM
[03/11 一器高虎]
[06/29 伯商会エンピツ日記からの読者]
[06/23 ゴートゥななしさん]
[01/25 伯商会エンピツ日記からの読者]
[10/26 一器高虎]
最新記事
最新TB
プロフィール
HN:
はくこう
性別:
男性
職業:
麻酔科医
自己紹介:
近畿地方の某市中病院に勤める麻酔科医。気がつけばドクター16年目、WEBでのカキモノは22年目に突入ながら、変わらない非モテ系が、そこにはいる。ズーン。
バーコード
ブログ内検索
カウンター
アクセス解析
お天気情報
忍者ブログ [PR]