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独りアクティブ非モテ系16年目ドクターのにっき。
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ノーベル医学生理学賞の発表、
ちょうど仕事の空き時間だったこともあり同僚とWeb中継を注視。
時刻は日本時間で午後6時半、
いよいよ受賞者の発表が始まると、(←最初はスウェーデン語)


A「なんかいまオームラとか言わんかった?」
B「まぢで???」
俺「お、次は英語になった。」
B「あ!なんか・・・」
A「絶対いまサトシ・オームラって言った!」
B「言ったよな!?」
A「まぢで?日本人受賞??」
俺「ノーベル財団のtwitterにSatoshi Omuraって出てる!」
B「日本人やんな?」
俺「Wikipediaに項目あるで。北里大の先生みたい。」
B「まぢか?」
A「ほんまや。すげー!」
B「てかどんな人?スタチンの人やオートファジーの人じゃないよな?」
俺「google先生よれば・・・イベルメクチンの人やな。」
A「糞線虫の駆虫薬やったっけ?」
俺「そうそう。詳しいね。」
A「ちなみに肝代謝やで。」
俺「さらに詳しいな(笑)。」
A「糞線虫症、ちょっと前にICUにおったからなー。」
俺「そういえば。去年くらいやね。」
A「そうそう。その時に勉強したわ。イベルメクチン。」
B「抗寄生虫薬は発展途上国なんかで大活躍やねー。」
俺「抗寄生虫薬なら救った人数は莫大やろなー。」
A「去年に引き続き日本人ノーベル賞すげーなー。」


・・・


というわけで大村智先生、ノーベル賞受賞おめでとうございます。
独創的な研究が世界を救う、いやはや素晴らしいことであります。
はくこうも日常臨床を頑張るのはもちろん、
そろそろ何かクリエイティブなことをしてみたいなーと思いつつ、
そもそも全然結婚をクリエイトできていない件について。



・・・


・・・


ズーン(←※やっぱり、そっちへ)


ちなみに大村智先生が館長を務める韮崎大村美術館(※別窓)は、
先生のノーベル医学生理学賞受賞を記念して、
13日まで無料開館だそうですよ!是非行ってみるべし。

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本日の手術もだいぶ片付き、
麻酔科医が控室に戻ってきたそんな夕方。
スタッフ麻酔科医中心に雑談をしていたのですが、
なぜか話題は最近の音楽シーンの方向に。


A「そういや最近全く音楽番組を見なくなったわー。」
俺「ですねー。」
C「誰もが知るヒット曲って最近ないですよねー。」
A「最近でもやっぱりAKBが人気なんか?」
C「みたいですね。」
B「ランキングはほとんどアイドル系ちゃいます?」
A「AKBの仲間のなんとかなんとか48とかやろ。」
B「なんとかなんとかって(笑)。」
俺「すいません先生、全くわかりません(笑)。」
A「あの、あの、SNS48とかや。」
C「SNSって(笑)」
B「すいません、なんのソーシャルネットワーキングサービスですか(笑)。」
A「違ったか?」
B「ないですよそんなん(笑)。」
A「違ったかー。あの、あの、名古屋のやつや。」
俺「あー、SKE48ですか(笑)。」
C「SDN48の方かと思った。。。」
A「そうそう、SNSっぽいやつや。他にもあるんやろ。」
C「NMB48とかHKT48とかNGT48とかいろいろあるみたいですねー。」
A「もう全くわからんなー。あ、それとは別に」
俺「別に?」
A「男のグループで人気あるグループあったやろ。何やったっけ?」
俺「男のグループ?ジャニーズ系とかですか?」
A「いや、そうじゃなくてあの、あの、」
B「ええ。」
A「ダンスするグループや。名前なんやったけ、あの、あの」
C「ええ。」
A「あれや、イグザレルトや。」




イグザレルト(※抗凝固薬)



・・・



B「先生!、それ抗凝固薬です!」
C「直接第Xa因子阻害薬です!」

俺「たぶんエグザイル・・・のことじゃないかと。。。」
C「エグザイル、術前24時間前から休薬ですよね!」
B「それはイグザレルトの方や(笑)。」


・・・


と相変わらずわかりにくい話題で盛り上がる麻酔科医室でした。
その十数分後には挿管抜管ラッシュに緊急も舞い込みみんな大忙し。

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たまにはお仕事関係も。


1日に14件の麻酔を担当した某日。
ちなみに予定手術6件、緊急手術8件で全て全身麻酔。
一部は後輩先生の指導という立場でしたが、
それでも1日14件は多分自分的には新記録です。
ちなみに1日14件お見合いしたら1件くらい当たりますかね??


・・・


・・・



で(泣)(←※言わなきゃいいのに)


この日も予定手術に緊急手術が大量に申し込まれ大荒れの手術室。
自分管轄手術が5並列になった午後8時過ぎ、
飛び込んできたPCPS付きの緊急手術は
さすがに同僚ドクターに居残りを頼んでお願いしつつ、
午後10時過ぎにようやく待たせていた整形外科の緊急が手術室イン。
麻酔導入したところで麻酔維持を後輩君にお願いしつつ、
自分は本日荒れ模様のICUのお手伝いに。
日付が変わって午前2時、ようやく手術終了と入れ替えで、
待ち構えていた整形外科緊急2例目イン、
と同時に脳神経外科の緊急が飛び込んできて午前3時より2並列麻酔。
午前4時、整形外科緊急が終わり脳神経外科1列に。
そんなこんなで午前8時、気がつけばもう朝、
まだまだ続く脳神経外科手術の麻酔維持をしていたところ、
産婦人科から常位胎盤早期剥離の超緊急帝王切開申し込み。
ただいま救急外来、しかもけっこう出血してるとのこと。
すでに出勤してた後輩君を呼び出して脳外の維持をお願いし、
自分は帝王切開部屋に猛ダッシュ、
準備を整えてないうちに妊婦さんストレッチャーで手術室到着。
全身麻酔導入と同時に執刀開始後2分で児娩出。
なんとか30分ルールには間に合ったなーと思いつつ、
その後もいろいろとありながら手術終了、時刻は午前9時過ぎ。
長い夜だったなーと思いつつ、もちろん今日もお仕事・・・


お仕事頑張ってることをアピールしつつ、(←※ただいま婚活中)
最近個人的にちょっと嬉しいニュースが。




集中治療専門医試験、合格。


この前東京で受験した集中治療専門医試験、無事合格となりました。
今回は「新制度」の方での受験ということで
とにかく事前の書類作成が大変でしたがまあ合格して嬉しい限り。
最近は人手不足もあって手術室麻酔の仕事がメインになってしまってますが、
いつも心にICU、サブスペシャリティーは集中治療!
というわけでこれからもICU頑張ろうと決意するはくこうでした。
もちろん婚活も頑張りますよ!
その試験には不合格濃厚な気がしますが気にしない!
AHAHAHAHAHAHA・・・


・・・


・・・



ズーン(←※合格メソッド、切実に募集中)




最近の衝撃。ずっと「こうとうがいや」だと思ってた。。。

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最近、立て続けに気道腫瘍の症例を担当することになり、
なかなかに寿命の縮む思いをしているはくこうです。
そんな中、麻酔科医控え室にて、後輩ドクターとのおしゃべり。


A「先生はラリマ使います?」
俺「使える症例では使うよー。」
A「どんな手術で使います?」
俺「んー、特に制限はないけど、婦人科とか乳腺外科とかが多いかなー。」
A「あー、いい適応多いですよね。」
俺「TKAや全麻のTUR-Btでも使うかなー。」




「ラリマ」こと、「ラリンジアルマスク」


ラリンジアルマスク(英Laryngeal mask airway:LMA)とは、
気道確保に用いられる換気チューブの一つ。
ProSeal Laryngeal Mask Airway inflated 001.jpg
1983年に英国の麻酔科医Archie Brainによって開発された。
喉頭を覆い隠すように接着し、換気路を確保する。
                                                                        (※Wikipediaより)


A「腹臥位の手術とか側臥位の手術でも使います?」
俺「いやー、あえては使わないなー。いざ抜けたりしたら大変だし。」
A「そういう時はやっぱり気管内挿管ですか?」
俺「だねー。安全確実やし。」
A「でも最近ですね。」
俺「うん。」
A「そんな手術でもラリマ使う先生が増えつつあるみたいですよ?」
俺「マジで?」
A「ええ、ラリンジアルマスクが大好きな人、名づけて・・・」
俺「うむ。」
A「ラリマニアと呼ぶそうです。」
俺「ラリマニア。。。」



マニア(※参考画像)。


A「とにかくラリマの可能性を広げたくていろいろな手術で使う先生。」
俺「それがラリマニア。」
A「そうなんです。」
俺「A先生はラリマニアなん?」
A「目指してます(笑)。」
俺「症例によっては患者さんに優しいデバイスだしね。」
A「そうなんですよ!もっといろいろ使いこなしたいです。」
俺「いいんじゃないかな。」
A「そしてですね、私は自称(笑)ラリマニアなんですが。」
俺「うん。」
A「ラリマニアがさらに進化するとですね。」
俺「うん。」
A「ラリマスターになるんですよ!」
俺「ラリマスター???」



マスター(※参考画像)。


A「ラリマのマスター、ラリマスターです。」
俺「それは、ラリマニアとどう違うん?」
A「ラリマの可能性を極めた、全国でも極小数の先生だそうです。」
俺「全国クラスか。。。」
A「時には攻めてでもラリマを使いこなす超一流の達人ですね。」
俺「それがラリマスター・・・。」
A「そして、さらに!」
俺「お、おう。」
A「そのラリマスターを上回る人がいてですね。」
俺「うん。」
A「それが、ラリマエストロです。」
俺「ラリマエストロ。。。」



マエストロ(※参考画像)


A「ラリマを握らせればもはや芸術、世界的な巨匠レベルの人たちです。」
俺「ラリマで芸術。。。」
A「その人がひとたびラリマを手に取れば・・・」
俺「うん。」
A「彼は指揮者、そして手術室はオーケストラ。」
俺「なんと!」
A「彼のリズムに乗って手術室は動き出す的な。」
俺「ラリマでそれをやってのけると(笑)。」
A「ええ、だからこそのラリマエストロです。」
俺「ラリマの可能性、無限大やな(笑)。」

A「でしょー(笑)。」
俺「そのマエストロが最上級なん?」
A「麻酔科界隈ではそれが一般的には最上級らしいんですが。」


ラリマの達人のよびかた(※msanuki.com:別窓)


A「実は、その上があるんです。」
俺「マエストロの、さらにその上???」
A「ええ、ラリマを極めまくった挙句に、ついに神と化した人です。」
俺「神。。。。」
A「ええ、その名も、ラリ魔神。」
俺「ラリ魔神。。。。」



ラリ魔神(※参考画像)


A「ラリマを極めすぎて、ついに魔神と化した存在です。」
俺「魔神。。。」
A「その人がラリマを握れば雷鳴轟き空気が震え・・・」
俺「もはや超常現象・・・」
A「そしてラリマでは不可能な手術もラリマでやってしまうレベルです。」
俺「もうラリンゴマイクロも呼吸器外科もラリマで余裕とか?」
A「はい。」
俺「むしろそれは耳鼻科医や呼吸器外科医の方が凄いんじゃ・・・。」
A「そう言われればそうかもしれません(笑)。」
俺「やろー(笑)。」
A「しかしラリマの神ですから。」
俺「魔神やからな(笑)。日本にそんな神、いるんやろか。」
A「いたら・・・いいですね。」



・・・



ラリマwith硬膜外麻酔or持続神経ブロックの、
no opioids麻酔はけっこう好きなはくこうでした。
たまにはお仕事的マニアックネタ。

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ここのところ当直するたびに徹夜お仕事になるはくこうです。


前々回は深夜にようやく心臓外科のロング手術を終えたところで、
入れ替えで外科の緊急手術で朝までコース。
前回は予定手術が終わった深夜に危機的大量出血症例が飛び込み、
みんなで頑張ってなんとか蘇生に至り、
よかったよかったと思っていたところで
飛び込んできた外科と脳神経外科の緊急で
やっぱり朝までコース。(ついでに早朝に帝王切開)
前回は予定手術が全て終わった深夜に
またまた飛び込んできた脳神経外科のロング緊急、
同時に病棟急変コールが鳴りそちらに駆けつけ蘇生しながら、
状況が落ち着いたところでまた手術室に戻り朝までコース。。。


我が当直日を狙い撃ちするかのように荒れる手術室ですが、
プライベート的にはまったく女性に狙い撃ちされないんですが、
どうしたらいいんでしょうかね。ウララ~ウララ~


・・・


・・・



で(泣)(←※徹夜は私のためにある)



というわかりにくネタ振りをしたところで、
先日、麻酔科医室でカタカタと書類作成作業をしていたところ、
近くで後輩麻酔科医くんたちがおしゃべり中。


A「最近な、また硬膜外麻酔に悩んでんねん」
B「入りにくいん?」
A「そうそう、パラグアイがわからへんねん。」
B「パラグアイ???」
A「そうそう、パラグアイをどのくらいにするかで悩んでて。」
B「パラグアイ????」
A「試行錯誤中やねん。。。」



・・・


・・・




パラグアイ???



パラグアイ共和国(パラグアイきょうわこく)、通称パラグアイは、南アメリカ中央南部に位置する共和制国家である。東と北東をブラジル、西と北西をボリビア、南と南西をアルゼンチンに囲まれている内陸国である。首都はアスンシオン。・・・(※Wikipediaより)



・・・


B「ちょっと待ってちょっと待ってお兄さん。」
A「???」
B「パラグアイって何ですの。」
A「えー、パラの具合やねん。」
B「パラの具合???」
A「ミッドラインからどれだけパラに振るかの具合。」
B「・・・。」



硬膜外麻酔、背中から背骨の近くにある脊髄のちょっと近くにある
硬膜外腔というところまで針を刺して、
そこまでカテーテルを誘導して術後鎮痛に役立てるという技術なのですが、
この硬膜外腔へのアプローチとして、
ミッドラインアプローチというのと
パラメディアンアプローチというのがあるのであります。





ど真ん中からアプローチするミッドライン、
ど真ん中より少し針を傾けてアプローチするパラメディアン。
この傾け具合をA先生はパラグアイ(パラ具合)と表現したわけですが、
なんかゴロがいいので、ぜひこれから麻酔科医の中で流行らせたい・・・


・・・


・・・



ズーン(←※全員無視)



ちなみに硬膜外麻酔も脊髄くも膜下麻酔も、
ほぼ全例パラメディアン・アプローチでやってるはくこうでした。

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この日は久々にほとんどの手術が定時に終わり、
仕事を終えた麻酔科医が麻酔科室に集まってきました。
そんな中でのおしゃべり。



A「そういや昨日、リアルな夢を見たんですよ。」
B「へー、どんな?」
A「末梢静脈ラインがどうしても入らなくて焦る夢。」
俺「リアルやな(笑)。」
B「おもいっきり仕事の夢やんけ。」
A「めっちゃリアルだったんですよ。探しても全然血管ないし。」
B「あるある(笑)。」
A「周りの外科医は『点滴くらい早く取れや』ってな感じで見てるし。」
俺「夢の中でもプレッシャー(笑)。」
B「そういう仕事の夢って見ることありますよね。」


俺「そういや前に、笑い飯の『鳥人』ってコント見てさ。」
B「いきなり話が変わるな(笑)。」
A「あー、あのM1でやったコントですね。」
俺「そうそう、あの頭が鳥で体が人間ってやつ。」




笑い飯「鳥人」



「鳥人」イメージ画像


B「その鳥人がどうしたの?」
俺「鳥人が救急外来に来て、気管内挿管を依頼される夢を見たことがある。」
A「なんじゃそりゃ。」
B「なんじゃそりゃ。」
俺「ERから『挿管困難!麻酔科お願いします!』ってコールが来て」
A「うん。」
俺「急いで行ってみたらベッドに寝てるのが鳥人やねん。」
B「それは、ビビる(笑)。」
A「なんでそんな夢を(笑)。」
俺「てかそもそも顔が鳥やしどないすんねんって。」
A「クチバシですからね。」
俺「しかも救急部の先生、みんな期待を込めて見てるし。」
B「腕の見せどころじゃないですか(笑)。」
俺「とりあえずまずマスク換気できるかやけど」
B「無理でしょ(笑)。」
俺「試してみたらクチバシの上にマスクが乗っただけで終わった。」
A「(笑)」
俺「下顎挙上しようにも、そもそも下顎はどこなんだろうと思いつつ、」
B「細かい夢やな(笑)。」
俺「次に喉頭鏡持ってとりあえず覗こうとトライしてみたけど」
A「したんですか(笑)。」
俺「クチバシにガチガチ当たってうまくいかず・・・」
B「(笑)」
俺「焦る。」
A「そりゃそうだ。」
俺「しかしなんとそれでも挿管に成功し」
A「したんですか!!!」
B「どうやって!?」
俺「よくわからへんねん。そのへん夢っぽく端折られてる(笑)。」
A「てきとー(笑)。」
俺「なんとか挿管し終わって、チューブ固定しようとしたら」
B「うん。」
俺「顔が鳥だし、毛皮がもふもふで全然テープ固定できず」
A「(笑)」
B「クチバシにテープ巻いときゃいいじゃないですか。」
俺「その手があったか。」
A「確かに(笑)。」
俺「そしてくたびれて麻酔科室に帰って」
B「ええ。」
俺「とりあえずPubMedで『torijin  intubation』で検索してみるも」
A「最後まで細かい夢やな(笑)。」
俺「検索結果0件で、すごく困るっていう夢。」
A「なんだそれ(笑)。」
B「先生・・・絶対仕事に病んでますよね。」


・・・


・・・


相変わらず夢の中でも仕事に追われるはくこうでした。

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担当の麻酔を終えて麻酔科医室に帰ってきたところ、
部屋にいたA先生から突然話しかけられました。


A「ところでさ、先生ってSかHかって言えばSだよね?」
俺「SかH???」

A「そうそう。私はSなんだけどさ。」
俺「先生はSなんですか。」
A「もちろん。先生ももちろんSだよね?」
俺「????」
A「研修医の先生たちの間でさ。」

俺「ええ。」
A「お互いがSかHかどっちかって話題になってるらしいのよ。」
俺「そうなんですか。」
A「先生はもちろんSだと思うんだけど。」
俺「???」


・・・


SかHとな?
SかMかとかいう話じゃなくて?
なんだなんだSとH????


俺「すいません、SとHってなんですか?」
A「知らないのー?何だと思う???」
俺「んんんん、何でしょう。。。何かの略ですか???」
A「そうそう、いいとこ突いてる!」
俺「略語、略語・・・SとH・・・」
A「なになに?」
俺「サドか変態か??」
A「どっちもダメじゃん(笑)。違います。」
俺「んん・・・ならば」
A「うん。」
俺「寂しがりやか変態か。」
A「変態から離れようよ(笑)。」
俺「うーん、ならば」
A「うん。」
俺「サザンオールスターズかハイロウズか。僕はサザン派ですが。」
A「聞いてない聞いてない。」
俺「佐藤栄作か橋本龍太郎か?」
A「なんで日本の首相やねん。違う違う。」
俺「うーん、じゃあ麻酔科的に・・・」
A「麻酔科的に?」
俺「側臥位か腹臥位かですか?」
A「あなたは側臥位か腹臥位か・・・って意味分からないし(笑)。」
俺「何ですかSかHかって???」





A「ヒントあげようか?」
俺「ぜひぜひ。」
A「先生がこの前麻酔をかけたG君、彼はHやね。」
俺「はあ。」
A「そして私が今度麻酔をかけるRさん、この方は間違いなくS。」
俺「はあ。」
A「そして手術予定表を見てみれば・・・」
俺「ええ。」
A「この人と、この人と、この人と、この人はHでしょ。」
俺「なんか、Hは若い人ばっかりですね。」
A「そう!大ヒント!!!」
俺「若い人がH・・・。」
A「そうそう。研修医の先生方はSとHが混ざってるみたい。」
俺「・・・」
A「私達はほぼみんなSだけどね。」



・・・


・・・



そういうことか。(←※気づくの遅すぎ)


その時、麻酔科医室のドアを開けて、
ちょうど担当の麻酔を終えたC先生が入ってきました。
A先生、すかさず質問。


A「C先生、C先生って、SかHかどっちのタイプ(笑)?」


C「どっちかって言うと、ドMですかねー。
A「M!?」

B「M!?」
俺「M!?」


A「先生、Mはすごいよ。マジで(笑)?」
俺「先生、先生がもし本当にMなら・・・」
C「はあ。」
俺「多分、市からお祝い金とかもらえてるんじゃない?」
C「え??何のことですか???」
A「最近はTすら、少数派になってきちゃったからねー。」
俺「そうですよね。」
C「T?????」


研修医の先生方にHの先生方が混ざり始めたわけで
時の流れの早さを最近特に感じるはくこうでした。

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職場で麻酔科医たちの前に提示されたとある問題。


問題 次のカッコに入る適切な漢字を1つ答えなさい。


大 量 出 ( )


・・・


・・・



麻酔科医A「ですね。」
麻酔科医B「・・・??」
麻酔科医C「やな。」
麻酔科医D「しか思いつかん。。。」


「大量出血」思いつき率なんと100%。
危機的出血への対応ガイドライン(※別窓)とか、
産科危機的出血への対応ガイドライン(※別窓)とか、
普段から手術中などの出血に対応するのが仕事とはいえ、
「大量出品」「大量出店」「大量出産」とか全く出てこなかったのが、
なんか悲しい麻酔科医の習性だったのでした。

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第53回麻酔科専門医認定試験


合格!!!


いやはや肩の荷が降りまくりんぐ。
日々の麻酔業務の合間を縫って
専門医試験の過去問数年分をひたすら繰り返して暗記するあの勉強は
もうさすがにおなか一杯であります。
そしてきっと一緒に受験したであろう先生ならきっと共感してくれる、
あの筆記試験B問題の恐るべき破壊力\(^o^)/・・・



ちなみに専門医試験は1日目筆記試験
2日目実技試験&口頭試問と2日に分けて行われ、
1日目と2日目の間は約1週間開くという日程で行われます。
そして実技試験&口頭試問は3日間に分けて行われ、
はくこうは最終日3日目でありました。


最終日3日目となったら、
傾向から対策を読むしかないですよね!(←※涙ぐましい努力)
ちなみにはくこうが幸せになる傾向と対策は・・・


・・・


・・・



で(泣)(←※言わなきゃいいのに)



というわけで口頭試問1日目、2日目の情報収集。
同期で受験した先生方に何が出題されたか聞いてみました。


・1日目で肥満患者&褐色細胞腫、下部消化管穿孔が出題。
・1日目でダウン症小児、高齢者の術後呼吸不全が出題。
・2日目で重症COPD患者の麻酔、先天性食道閉鎖症の出題。
・帯状疱疹も出題されたらしい。
・心臓手術の麻酔も出題されたらしい。
・ICU申し送り問題が頻出している。


さあ、ここからはくこうの情報分析であります。
小児麻酔はダウン症と先天性食道閉鎖症が出題されている、
すでに2例出ているということは3日目で出題される可能性は低い。
ペインクリニックは帯状疱疹で出題済み、
心臓麻酔もすでに出題されている、
呼吸機能悪化症例もすでに2例出ている、


となると、頻出分野でまだ出題されていないのは、


・脳外科麻酔、特にMEP・SEP(運動誘発電位・体性感覚誘発電位)。
・緩和医療、がん性疼痛に対するアプローチなど。
・産科麻酔

・脳死移植関連


あとはICUでの人工呼吸や泌尿器のTUR-Bt、外傷あたりか?
もちろん麻酔科全分野、しっかり勉強はしてきましたが、
試験前日は特にこの4分野に特にヤマを張って追い込み追い込み。


翌日、いざ試験日、そして口頭試問。
はくこうに提示された2症例は・・・



・脳外科麻酔、MEP・SEP
・緩和医療、がん性疼痛に対するアプローチ



・・・


・・・



なんと的中キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!


3大予備校もびっくりの、てかむしろ自分がびっくりの予想的中。
誘発電位モニタリングは我が専門分野なこともあり、(←※マニアック)
かなりリラックスして解答することができました。
緩和医療に関しても経験はないものの勉強してきたことが十分発揮できた感じ。
余裕を持ってポイントのみに絞った解答に徹したこともあったのか、
口頭試問は30分の予定ですが接遇問題も含めて15分程度で終了。
あとは試験官の先生との談笑で無事、口頭試問は終了したのでありました。
ちなみにはくこうのプライベートも終了している気が・・・


・・・


・・・


で(泣)(←※言わなきゃいいのに)



というわけで来年4月より麻酔科専門医。
そして来年は集中治療専門医、心臓血管麻酔専門医、温泉療法医を取得すべく、
いろいろ頑張ろうと決意するはくこうでありました。
あ、もちろん婚活・・・


・・・


・・・


ズーン(←※そちらは絶望感)

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たまには本業的な話題も。


実は7月初旬のある日にこっそり受験していたとある試験、
このたび結果が帰ってまいりました。



PASSの文字!!!(←※受かった━━━━(゚∀゚)━━━━!!)


というわけで何とかNBE Advanced PTEeXAM合格。
PTEeXAM、アメリカの心臓超音波専門医認定委員会が主催する、
周術期経食道心エコーの認定試験であります。
日本の試験であるJB-POTは3年前に合格を頂いたので、
次はアメリカだと勢いで受験してみた的な。
それにしても結構な勉強時間と、
それなりのお金をかけただけに、(←※受験料10万円!!)
合格してみればやっぱり素直に嬉しいもんです。


試験対策は試験の2ヶ月前から。
何冊か英語の問題集を解き直したり
日本語の教科書を復習したりもしたのですが、
今回主にお世話になったのは、



こちらの本。(※別窓:Amazon)


久々に洋書の教科書を全通読。
心臓手術の麻酔指導なんかに入るときに、
若手の先生に披露できる微妙なウンチクがたくさん載ってる
なかなか面白い本でありました。
章末問題もなかなか手強くていい感じ。
試験にもなかなか役に立ったような気がします。


さーてと、


これで日本版、アメリカ版のエコーの試験に合格して、



もうモテモテ・・・



・・・



・・・



ズーン(←※全然関係ない)



押し寄せてくるのは女性ではなく、
やっぱり緊急手術ばかりのはくこうでした。むーん。。。。

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プロフィール
HN:
はくこう
性別:
男性
職業:
麻酔科医
自己紹介:
近畿地方の某市中病院に勤める麻酔科医。気がつけばドクター16年目、WEBでのカキモノは22年目に突入ながら、変わらない非モテ系が、そこにはいる。ズーン。
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