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独りアクティブ非モテ系16年目ドクターのにっき。
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気がつけばなんと前回投稿から1ヶ月も経過。
世間は夏本番、その間にはくこうが何をしていたかというと!


何をしていたかというと!


・・・


・・・



ズーン(←※何もない人)



いやいや振り返れば8月に入って仕事以外に本当に何もしてねー。
8月は平日お仕事、日当直が全て週末なので休みもねー。
ビアホールとか飲み会にももはや誘われねー。
そして夏休みも結局取れねー。
彼女さんや家族さんとと楽しい夏休みってなんですか?
病院の外にはそういう楽しい世界があるんですかね?
AHAHAHAHA・・・


・・・


・・・


で(泣)(←※病み病みスパイラル)


そんな生活が続く中、
せめて家では独り寂しく美味しいものでも作ろうと、
毎晩毎晩独り晩酌を楽しむはくこうでありますが、
実は前からちょっと気になっていた食べ物があったのでした。


それは今から20年以上前、はくこう小学生時代のこと。
スーパーマーケットに併設した喫茶コーナーみたいなスペース。
そこで売っていたフライドポテトがお気に入りだったのでした。
いたずらっ子っぽい女の子のポスターがトレードマークのそのポテト、
普通のフライドポテトではなくなんか練りポテトを揚げたような感じ、
ポテト自体にほんのり味がついててこれがまた美味しかったのです。
そのスーパーに行くたびにおねだりして買ってもらったポテトですが、
いつの間にかその喫茶スペースも消えてポテトを食べる機会もなくなり、
記憶の彼方に忘れ去れれていたあの味つきフライドポテトですが、


つい先日、相変わらず晩酌しながらネットしてたところ、




あの女の子のポスターキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!


そしてとどめを刺すかのように、



これだこれだこれだこれだーーー!!!!!


20年ぶりくらいにフラッシュバックするあのフライドポテトの記憶。
オランダ生まれのRasスーパーフライポテト
これがはくこう思い出のポテトだったわけでした。
現在このRasポテトを頂けるお店はかなり少ないようです。
そしてなんとWikipediaにも項目があったり。


ラスポテト(※別窓:Wikipedia)



なるほど、思い出の味、Rasポテトを頂けるお店は少ないわけですな。


ならば、




業務用Rasポテト粉末入手。


というわけでお取り寄せしたRasポテト粉末、
作り方はかなり簡単、しかも保存は常温というのがありがたい限り。
手順書通りに練って形成して、そして揚げ揚げして、
ビール片手に頂いてみれば、
20年前を思い出す確かにあの味でありました。
超懐かしくてしばし感涙。


そんなわけでまだまだたくさんあるRasポテト粉末、
おかげでこれからの独り寂しく晩酌がさらに充実すること請け合いですね!
寂しくない寂しくない寂しくない・・・


・・・


・・・


ズーン(←※そして、また夏が終わる)

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そういえば連休だったことを思い出したはくこうです。
ええ、連休ですが当然何の予定もありません。
彼女と旅行とか何ですか?別世界の出来事ですか?


・・・


・・・


で(泣)(←※相変わらず暴走中)


休日だし非モテ系だしどうせなら、
絶対に女性受けしないB級スポットを巡ってみようと突如思い立ち、
昼過ぎに愛車インプレッサに乗り込み向かったのは、
大阪府最北端に位置する能勢町であります。


というわけで、最初にやってきたのは、



能勢の高燈籠。


B級スポット巡り愛好者なら知る人ぞ知る関西の名スポット能勢の高燈籠。
某宗教団体の施設ですが、一般開放されており、
誰でも参拝することが可能となっています。



これが能勢の高燈籠だ!


入場料300円を払って入場。
受付のおばちゃんに「ネットで見て来はったん?」と聞かれ、
まあまさにその通りなのですが、
同じような物好きがたくさんいるんやろなーと思いつつ、
順路に従って堂内を進んでいきます。



堂内はこんな感じ。


たくさんの仏像や人形が並べられた堂内、そしてその前に敷かれたレール。
上の方から流れてくる読経の文句と重なり、


ジィーーーーーーーーー・・・


という音が堂内に響きわたっています。そして見てみれば、



なんかおもちゃの列車キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!。



レールに沿ってゆっくりと進んでいきます。


実はこの列車、ご先祖供養のための自動巡礼往復装置。
堂内に安置されたたくさんの仏像の前を
位牌を載せたこの列車が周ることで、
自動的に巡礼が可能となるという何とも独創的な仕組なのであります。



次々にやってくる自動巡礼列車。


堂内には仏像だけではなくなぜか博多人形やフランス人形なんかも
たくさん配置されてることにはツッコミを入れないようにしつつ、



戦没者供養の前になぜか阿波踊りフィギュアがあることも黙認しつつ、


最上階まで登ればあとは建物の外周を下って帰るのみ。



ランプにいい感じで高燈籠が写ってるなーと思いつつ、



最上階からのいい景色。



なんか日本の原風景という感じで心が落ち着きますなー。



近くの家の生け垣にあった花。


さすがは知る人ぞ知る独特スポットやったなーと思いつつ、
能勢の高燈籠を後にしたのでありました。



途中で野間の大ケヤキにお立ち寄り。素晴らしい威容。



フクロウさんご一家がお住まいのようです。


  
夏の用水路。


野間の大ケヤキを後にして、
妙見口駅前のお店で遅いお昼ごはんを頂いたところで、
次に向かったのは・・・



ひなびた山村の川沿いに見えてきた・・・



温泉マーク!!!!


これぞ、関西の温泉マニアの中でも知る人ぞ知る、
大阪府下の秘湯中の秘湯、「山空海温泉」であります。



手書きの営業時間ボード。



駐車場を出て、川沿いの道を進みます。



宿泊棟と簡単なお食事棟たち。



名物、山空海温泉憲法。


浴槽は主浴槽2槽(普通&ぬるめ)と、ステンレス製の小さな冷泉1槽。
ほんのり香る硫黄臭を感じながら、窓の外の緑や一般道を見ていれば、
内湯にも関わらずなんという開放感。
まさに秘湯な感じを満喫しつつ、
1時間ほど楽しんでお風呂から上がったのでした。


いざ帰ろうとしたところ、
温泉までの細い細い唯一のアクセス路の途中で
脱輪&道塞ぎさせちゃったお客さんがいて、
復旧するまで誰も帰れない事件が発生。
湯治客みんなで知恵を出し合って復旧させるという、
なかなかのハプニングがあったりしつつ、
ようやく復旧したところでさらにもう1軒、
「ひらの湯」(※別窓)に浸かってようやく帰ってきたのでありました。


いやー、独り女性ウケしないB旧スポット巡りって、
本当に楽しいですよね!


・・・


・・・


ズーン(←※どんどん遠ざかる婚活)

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非モテ系にとっては我慢の季節、夏がやってきたようです。
青い渚を走り恋の季節がやってくるはずもなく、
楽しく海水浴とかキャンプとか、あれは別の世界のイベントですよね!


・・・


・・・(←※最初から暴走)


というわけでせめて夏らしい雰囲気だけは感じてこようと、
縁日にでもお出かけしてみることにしました。
ネットで検索して某神社で縁日やってることを発見、
電車とバスを乗り継いで夜8時前くらいに到着、
地域のお祭ですがなかなか昭和感漂ういい雰囲気であります。



参道に沿って続く露店たち。なんかワクワクしますなー。



地域の人達を中心にかなりの賑わいですよ。



ベビーカステラいかがっすかー?



境内へと続く石段。



ヨーヨーパラダイス。



狙って狙って・・・



この1本にすべてを賭ける!



どれにしようかなー。



お面屋さんは縁日のシンボルだと思う。



アイスクリーム。



ビンゴゲーム。



拝殿では巫女さんが舞っておりました。



和太鼓デュオの神前演技。大盛り上がり。


今年は夏休みが取れなかったはくこうでした(泣)。
まあ、休みがあったとしてもどうせ独り旅なんですけどね。
さーてと寂しさを押し隠して仕事仕事・・・


・・・


・・・


ズーン(←※また夏が来ても非モテ系)

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先日、外風呂帰りに某セブン-イレブンにお立ち寄り。
自動車専用道のガード下にあるこのセブンイレブン、
ビールの品揃えがいいこともあって、
こっそりとはくこうのお気に入りなのであります。


店「1,798円になりまーす。」
俺「はい。2,000円でお願いします。」
店「あ、クジがありますので、2枚お引きください。」
俺「はい。えーっとじゃあ・・・これで。」


お、なんか当選券とか書いてある!


店「お、当たりですね。ちょっと商品持ってまいりますので。」
俺「はい。」
店「こちらになります。」
俺「ありがとうございます。」
店「ありがとうございましたー。」




そして当たったもの。(←※ユンケルローヤルD2)


 
そして何気なーくレシートを見てみれば・・・


 
 ただでもらったユンケルローヤルD2のお値段・・・



1,029円!!!!!(←※衝撃)


ななななんと1本1,000円もする栄養ドリンク当てちゃいましたよ。
こんな高い栄養ドリンク手にしたの、いやもう久々であります。
そういや学生時代に塾の先生のお仕事してた時に、
大切な講義の前には気合を入れるべく、
身を切って高い栄養ドリンクを飲み干して講義に臨んだああ青春の日々。


・・・


・・・


で(泣)(←※そこにロマンスはなし)


せっかく高い栄養ドリンク手に入れたので、
ちょっとこの1本ははくこうが、
心から何か気合を入れて挑む大切なイベント前に飲むことにしますか!


となると、当直の前かなあ。。。。


・・・


・・・


ズーン(←※10年を経て、やっぱりロマンスなし)

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なかなか忙し中のはくこうです。
連日連日緊急手術の嵐、
我が当直の某日は麻酔科管理症例だけでも緊急手術なんと1日12件(!)。
積みに積まれた緊急手術を徹夜並列でなんとか乗り切れば、
予定手術でもPierre Robin Syndrome症例や、
収縮性心膜炎の手術を含む心臓血管外科re-do手術オンパレード、
さらには1日で呼吸器外科手術✕4を担当したりと、
なかなかに気の休まらない日々が続いております。
いやー、気の休まらない中、気を休めてくれる彼女さんがいれば・・・


・・・


・・・


・・・(←※全員無視)


・・・


で(泣)(←※相変わらずの非モテ系)


そんな生活の中、どうせ誰も作ってくれる人もいないので、
独り寂しく風呂あがりにヘコヘコと作る深夜の晩酌のおつまみシリーズ。



タコの唐揚げ。思い出の味目指してただいま試行錯誤中。



上を向いて歩こうSUKIYAKI。



道の駅で買った巨大ズッキーニのグラタン。



パプリカ振り振りタコのガリシア風。



三ツ矢サイダーで煮込んだ豚の角煮。



海老とズッキーニとエリンギのアヒージョ。



まあ、いわゆる、なんていうか、その、ハンバーグ。


最近後輩君の結婚式ばっかりになってきたよ!
そんなはくこうは今日も独り寂しく晩酌おつまみを作り続けます。
寂しくない寂しくない寂しくない・・・


・・・


・・・



ズーン(←※完全なる売れ残り)




そして道の駅で買ったニンニクがビッグすぎる件について。

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そういや先日、ちょっと興味があったこともあって、
兵庫陶芸美術館へと行ってきました。
中国自動車道・吉川JCTから舞鶴若狭道に入り三田西ICで一般道へ。
里山な感じの風景の中をしばし走ればようやく到着です。
いやー、こういう風光明媚ドライブいいですね。
いつか助手席に彼女を連れて・・・


・・・


・・・


で(泣)(←※涙を拭きながら)


というわけで到着した兵庫県立美術館。
この特別展がなかなかに面白いらしいのであります。



「やきものって何ダ?」


特に焼き物に特別詳しくない一般の閲覧者にもわかりやすい流れの展示。


1・古代、焼き物が作られ始め、

2・中世、保存用、調理用と発展し、

3・さらに茶の道具として芸術的進化を遂げる中、

4・もちろん本来の食器として様々な変化を遂げるものの、

5・近代、芸術性を追求するあまり実用性を徐々に見失っていき、

6・ついには実用性って何ですかレベルの現代陶芸芸術バンザーイ。


というなかなかに楽しめる流れでありました。




古代、焼き物が作られ始め、



中世、保存用、調理用と発展し、



さらに茶の道具として芸術的進化を遂げる中、



もちろん本来の食器として様々な変化を遂げるものの、



近代、芸術性を追求するあまり実用性を徐々に見失っていき、



ついには実用性って何ですかレベルの現代陶芸芸術バンザーイ。



現代陶芸芸術バンザーイ。



バンザーイ!!!


・・・


・・・(←※もはや何が何だか)


芸術って難しいなーと思いつつ、美術館を後にしたのでした。
ちなみにそんな陶芸芸術ですが、
はくこうが一度はこの目で見てみたいのが曜変天目茶碗(※別窓)
世界でわずか4個しか存在しない奇跡の茶碗、
そしてその4個全てが何故か日本にありうち3点が国宝(!)。
いつか観る機会があればいいなーと思いつつ、



美術館の隣にあった神社がいい味出してるなーと思いつつ、



やっぱり締めは温泉ですよね。(※こんだ薬師温泉ぬくもりの郷)


さーてと、温泉でさっぱりしたところで、
今日も独りお料理頑張りますか。
寂しくない寂しくない寂しくない・・・


・・・


・・・


ズーン(←※やっぱりいつもと変わらず)

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気がつけばそろそろ七夕であります。
街中でも願い事の短冊をかかげた七夕飾りが目立つようになってきました。
婚活的な意味でもはや神頼みしかないはくこうとしては、
年に1度のビッグイベントですよ!AHAHAHA・・・


・・・


・・・(←※完全に売れ残り)


というわけで願い事の短冊ですが、
飾ってある他人の願い事を読むのもなかなかおもしろいものです。



現実的な感じの願い。



現代的な感じの願い。



無記名願いだからこそ。



「おを聞くな!」と思ったら、たぶん「おおきくなりたい」だった。



「酢になりたい」だとおもったら「文字が上手になりたい」だった。


そんな個性豊かな人様の願い事を拝見しつつ、
はくこうの毎年の願い事は常にひとつ!





・・・


・・・


ズーン(←※ここ数年、同じ願い飾り中)

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今週もなかなかに忙しかったはくこうです。
心臓血管外科は緊急こそなかったものの予定の開心術が7件、
da Vinci手術が4件、(←※はくこうはda Vinci担当)
内腸骨動脈バルーンカテーテル併用前置癒着胎盤の麻酔を担当しつつ、
ERでIABO挿入して手術室になだれ込んできた多発外傷のヘルプをしたりと、
なかなかに濃ゆい一週間だったような気がします。


というわけで全然関係ありませんが、
最近のはくこうのマイブームはカレー
いろいろ調べて美味しそうなカレー屋さんに的を絞っては
休日や当直明けにコツコツと訪問しております。
独りで。


・・・


・・・


で(泣)(←※相変わらず)


なんでカレーがいいのかといえば、
カレー屋はお独り様でも訪問しやすい、(←※ここ大切)
お酒飲みとしてはターメリックとかなんか肝臓に良さそうな気がする、
そしてもちろん美味しい、あんまりハズレがない、
というわけで気がつけばもう30軒以上のカレー屋さんを巡ったわけですが、
そんな訪れたカレー屋さんの中でもいろいろな意味でハイパーな2軒。



ホテルニューオータニ・SATSUKIのカツカレー(※3,200円!!!)


SATSUKI(※食べログ)


横浜の麻酔科学会のついでに訪問。
安部首相が総裁選勝利のゲン担ぎに食したのが話題になったカツカレーです。
値段もハイパーながらお味もさすが。
深くスパイシーなルーはもちろんながら、
ジューシーなカツがこれはほんとうに旨い最強レベル。
安部首相も食したこのカツカレーにあやかって、
今年はいろいろ勝ちを狙いたいなーと思ったはくこうなのでした。


そして東の最強の次は西の最強へ。



神戸オリエンタルホテル・オリエンタルカレー(※またまた3,200円!!!)


神戸旧居留地オリエンタルホテル・メインダイニング(※食べログ)


かつて神戸のシンボルとして君臨したオリエンタルホテル、
そしてその看板メニューであったオリエンタルカレー。
ホテルは阪神大震災で被災し、惜しくも閉鎖されてしまいましたが、
後日、当時のレシピの一部が発掘されたことから、
新生オリエンタルホテルのシェフが試行錯誤で再現を試みて、
そしてついに現在に蘇った逸品であります。
スパイシーかつ各種野菜が溶け込んだ強烈なまったり感、
そして惜しげもなく投入されたステーキ級の牛肉、
まさにビーフカレーの頂点にふさわしい逸品でありました。




そしてやっぱりインスパイアされて独り寂しく自作してみる。


ええ、最近のはくこうの貴重な休日は、
独り寂しく玉ねぎを炒めたり煮込みの火加減を調整することで、
誰と会話することもなく過ぎていきますよ!
カレー作りって、本当に楽しいですよね。
寂しくない寂しくない寂しくない・・・


・・・


・・・


ズーン(←※お約束の展開)




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先日の当直中、時刻は午前3時半。
3時過ぎまでかかった緊急手術の麻酔も終えてようやくひと休み。
当直室のベッドに入り、しばしウトウトしていたところ、


・・・


・・・


上の右の奥歯が痛い。。。。


気になって寝付けないくらいのズキズキ痛。
その後緊急手術はなかったものの、
歯の痛みが気になって結局一睡もできずに朝になりました。
朝のカンファレンスを終えて、午前中の仕事をしながら、
お友達の歯科口腔外科のS先生にPHSコール。


俺「あ、すいません、麻酔科のはくです。S先生、今大丈夫?」
S「大丈夫ですよ。どうしました?」
俺「実はですね、私事で申し訳ないのですが・・・」
S「ええ。」
俺「歯が痛いんです。」
S「なんと(笑)。」
俺「もし可能なら今日、外来受診できます?」
S「いいですよ。私の外来に入れときます。受付してもらえますか?」
俺「ありがとうございます!」
S「時間は空いてる時になっちゃいますけどいいですか?」
俺「いえいえ、全然OKです。先生の患者さん優先で。」
S「はーい。じゃあ受付お願いしまーす。」


自分の体の調子が悪くなったらすぐ知り合いの先生に診てもらえるのは、
いやはや医者冥利に尽きると思いつつ、
もちろんしっかりと正規の手続きを踏んで、
非紹介患者初診料加算もしっかりお支払うことを確約しつつ、
しばらく午前中のお仕事をしていたところ、
S先生からPHSコール。


S「お待たせいたしました。歯科口腔外科外来に来てくださーい。」
俺「ありがとうございます。すぐ行きます!」


歯科口腔外科外来に向かい待つことしばし。
呼ばれて診察室に入り、まずはS先生の診察であります。


俺「すいません、無理言いまして。お願いします。」
S「いえいえ。じゃあその診察台に座ってください。」



こんなの(※イメージ画像)


久々に歯科の診察台に微妙に緊張しつつ、
大口を開いてS先生の診察を受けていたわけですが、


俺「ろおれすらああ?(※どうですかー?)」
S「あー、これは」
俺「???」
S「親知らずですねー。虫歯になってます。」
俺「おおお、らんろ。(※おおお、なんと)」
S「レントゲン撮ってもらいますね。」
俺「あああい(※はーーーい。)」


一旦診察室を出て、レントゲン室に向かいパノラマ撮影。
撮影を終えて外来に戻り、また名前を呼ばれて診察室に入ったところ、
診察室にはS先生のみならず、
口腔外科界の名手としても名高いT先生も。


俺「あ、T先生、いつもお世話になります。」
T「いえいえ、こちらこそいつも麻酔ありがとうございます。」
俺「で、どうでしょうか??」
T「先生、これはですね・・・。」
俺「ええ。」
T「抜いたほうがいいと思います。」
俺「なんと!!!」



てかもう抜歯セット出てるし。(※イメージ画像)


こうなればもう完全にまな板の上の鯉であります。
人生2度目の智歯(※親知らず)抜歯になるなーと思いつつ待っていたところ、


※ちなみに人生初の智歯抜歯
「ダメダメ医学生の京風日記2007年2月2日(※別窓)」



T「先生、麻酔科の先生ならご自身で麻酔されますか(笑)?」
俺「できませんよっ(笑)!!!」
T「そうですかー。。。ならせっかく専門の先生なので」
俺「ええ。」
T「ふつーの局所麻酔ではなくてですね」
俺「ええ。。。」
T「上顎神経ブロックとかしましょうか?」
俺「いやいやいやいやいや・・・」
T「大丈夫です。針を眼窩下裂のあたりに進めてですね・・・」
俺「いやいやいや何をおっしゃいますか先生。」
T「正円孔まで針を進めて」
俺「深い!深い!ふつーの局所麻酔にしましょうっ!!」
T「そうですか。残念やなー。。。」
俺「どうぞお手柔らかに。。。。」


というわけで、なんとかふつーの局所麻酔の方針に。
局所麻酔注射して待つことしばし、
では抜きますよーの言葉からわずか1分後、



抜けた。




記念にもらった我が智歯。完全に虫歯ってる。


T「割らずに抜けてよかったです。」
俺「ありがとうございます。」
T「歯冠崩壊タイプの虫歯でしたね。かなり痛かったんじゃないですか?」
俺「確かに。時々けっこう傷んでました。。。」
T「やっぱり。」
俺「毎日歯磨きはしっかりやってるんですけどねー。」
T「この歯はねー、おそらく歯ブラシ届かないです。」
俺「そうなんですね。」
T「一週間後にまたフォローしますね。」
俺「お願いしまーす。」


・・・


というわけで思いついてから数時間で親知らず抜歯完了。
これで虫歯の痛みともおさらばやー!!!
と思っていた時から数時間後、麻酔の効果が切れてくれば、



痛い痛い痛い痛い痛い痛い・・・



もらったロキソニン飲んでも3時間しか効かねー。
てか痛い、痛い、痛い、痛い。集中力ドン下がり。


まさに痛い系男子(←※別の意味でも)


・・・


・・・


ズーン、ズーン、ズーン(←※拍動痛)



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先日の日記(※別窓)で話題にした「大きい1年生と小さな2年生」





1970年に初版された古田足日作の児童向け図書、
はくこうが幼稚園時代に何度も繰り返して読んだ本であります。
しばらくはその題名も忘れていた本ですが、
幼稚園時代に読んだ時の記憶から、
先日、28年ぶりにようやく見つけ出したわけですが、
この本の舞台が、1960年台の東京都・東久留米市とのこと。


というわけで、


 
東久留米市、来たよー。(←※基本、フットワーク軽い人)


武蔵野台地の中央に位置する東久留米市、
高度経済成長期に造成された大規模団地&湧水の街として有名なようです。
そういや確か外食産業のすかいらーくも、
ひばりヶ丘から始まったんだよなーと思いつつ、
駅を出て、まずは落合川方面へと歩き出します。



落合川沿い遊歩道。美しい自然に心がなごむ遊歩道。



とにかく水がキレイなんです。



そして主人公が最初に花を探しに行った「ひかわさま」ですが、



もしかしてこの氷川神社???



緑に包まれた境内、凛とした空気が漂っていました。



境内から、鳥居方向を望む。坂道です。


そんなわけで南沢氷川神社に参拝。
本の記述ではもっと小規模な神社のような書き方なので、
もしかしたら別の氷川神社なのかなーとも思いつつ、
先へと進んでいきます。



氷川神社のすぐ近くにある南沢緑地。



本でも、主人公が湧水にびっくりするシーンがありましたが、



ここから湧いてます。(←※川の起点)



主人公が一本杉の森にたどり着く印象的なシーンですが、



こんな樹がありました。(←※松山緑地保全地域@清瀬市)



ヒマラヤスギ、清瀬市最大の巨木とのこと。


地図的に似たような位置にあること意外は、
この樹が作中の一本杉という保証はまったくありませんが、
新緑のパワーに久々にリフレッシュしたはくこうだったのでした。



そしてその足で清瀬市立図書館へ。


そして司書さんにお願いして、



物語が書かれた1950-60年台の東久留米市の地図をゲット。



1970年台後半の観光用地図もゲット。


 
「神さまの木」が妙にきになる。(←※現在は痕跡なし)


なかなか作中の登場場所をこれだと特定するのは難しかったですが、
作品全体に通じる古き良き武蔵野のイメージと、
今なお緑深い東久留米市の雰囲気とを重ねあわせて、
なにかノスタルジー的なものをやはり感じざるをえないはくこうでした。
図書館行ったり地域の資料集めたりフィールドワークしたりと、
なんか地域研究ってのも楽しいなーとおもったのでありました。



もちろんすべて独り訪問ですがなにか?


寂しくない寂しくない寂しくない・・・


・・・


・・・


ズーン(全く抜け出せる気配なし)

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プロフィール
HN:
はくこう
性別:
男性
職業:
麻酔科医
自己紹介:
近畿地方の某市中病院に勤める麻酔科医。気がつけばドクター16年目、WEBでのカキモノは22年目に突入ながら、変わらない非モテ系が、そこにはいる。ズーン。
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