独りアクティブ非モテ系18年目ドクターのにっき。
1日目
7:00 起床。今日もがんばるぞ。朝ごはんは納豆ごはん、(゚Д゚)ウマー。
8:00 病院到着。午前中は外来見学です。
14:00 ようやく昼ご飯タイム。天ぷら蕎麦(゚Д゚)ウマー。
18:00 ようやく外来も終了。今日もなかなかいろんな疾患を勉強できました。
19:00 定例勉強会。今日は心電図です。俺的には得意分野でなかなか楽しみ。
20:10 勉強会終了。やっぱり心電図は面白い。
20:00 麻酔科の藤代先生と飲みに行くことに。医局でしばし待機。
20:20 藤代先生からなかなか連絡がこない。
20:30 医局で待っていたところ、隣の席のハナコ先生が戻ってきました。
俺「お疲れさーん。」
ハ「お疲れー。もう仕事終わったの?」
俺「うん。麻酔科の藤代先生に飲みに誘われてさ。連絡待ち。」
ハ「あれ?藤代先生ならさっき、ケン先生(←※同期)と一緒に血相変えて走って行ったよ。」
俺「ケン先生は・・・そうか、いま麻酔科研修中か。」
ハ「緊急オペでもあるのかな。」
俺「なんかいやな予感が。。。。」
20:40 ケン先生から院内PHSに連絡。
ケ「もしもし、はく君?」
俺「おう、どうした?」
ケ「救急外来にちょっとやばい患者さんが入ってさ。今から緊急手術になるんだ。それでさ。」
俺「うん。」
ケ「ちょっと麻酔手伝ってくれない?藤代先生が準備にかかってるところ。」
俺「OKわかった。すぐに行くわ。」
20:50 手術室到着。
俺「カルテはざっと見たけど・・・ひさびさの超大物やな。。。」
ケ「おう。とりあえずさ、輸液管理と輸液計算頼んでもいい?たぶん輸血も大量に要るはず。」
俺「OK。チェックとカウントは任せて。」
藤「あ、はく先生、今日は飲み会ごめんなー。」
俺「いえいえ、また是非誘ってください。てか、大変なことになりましたね。」
藤「うーん。。。まあ、がんばりましょう。」
看「患者さん入りまーす。」
俺「お、来た来た。」
ケ「さあ、いっちょ、頑張りますか。」
22:00 看「出血、5,500mlです!」
外「血圧は!!?」
藤「動脈圧で70台だけど・・・第2陣の輸血はまだ来ないの!?」
看「院内貯蓄はこれで全てです。いま血液センターに依頼してるんですがまだ返事が・・・。」
藤「・・・新鮮血輸血は?」
看「それもこの時間では1時間以上はかかるとのことで。。。」
俺「血ガスデータ出ました。ヘモグロビン4.5です。。。。」
藤「血液センターからの血液はいつ来るの?連絡は取れないの?」
看「予定では22:30頃には着くとのことですが・・・。」
ケ「はく先生、すまん。いま採血出したから検査室まで持ってってくれない?」
俺「OK。ダッシュするわ。」
22:30 藤「血液はっ!!?」
看「まだ連絡がないんです。。。」
看「出血、10,500mlです。」
俺「先生、ビカーボン終わっちゃいますけど、次はこのルートもアルブミネートにしますか。」
藤「それでいい。ポンピングして。FFPは解凍してるね?」
俺「はい。薬剤部から届いてます。」
医「血圧は?」
ケ「78です。」
看「アルブミネートもこれで全部なんですが・・・。」
俺「薬剤部や病棟にはまだありますよね?」
藤「全部オペ室に持ってこいっ!!!」
看「はいっ(汗)。」
俺「藤代先生、ちょっと俺、玄関まで走ってきます。血液が届いたらオペ室まで届けますわ。」
藤「おう。頼むわ。薬剤部を介さず直接届けてくれ。手続きはあとで何とかするから。」
看「採血結果出ました。ヘモグロビン4.1、血小板15,000です。」
ケ「まじで!!?」
俺「行ってきます!」
22:50 150km離れた稲北市より血液第一陣到着。
深夜の病院内を血液バッグ抱えて走る俺。
22:55 ケ「脈拍30台です!!!」
藤「看護師さん、念のためDC用意して!!!」
ケ「血圧60台です!」
俺「先生、いま稲北からB型(+)20単位届きました!!!」
藤「おおお、サンキュー。どんどん入れましょう。」
看「確認します!番号OKですね。」
俺「チェック大丈夫です。」
藤「3ルートにつないでポンピング、ケン先生、はく先生お願い!」
俺「はい!」
ケ「はい!」
俺「出血、14,800mlです!!!尿量、400ml。」
医「藤代先生、頼みます!!!」
藤「血液、押し込んで!」
俺「はい!」
ケ「はい!」
2:35 なんとか手術終了。患者さんはICUに送られて行きました。
手術台の下の血だまりを看護師さんが掃除にかかっています。
2:50 手術室控室にて。
藤「いやあ、久々に冷や汗だったな。。。2人とも助かったわ。ありがとう。」
ケ「いえいえ。」
俺「いえいえ。」
藤「明日はちょっと予定があるけど、明後日こそ飲みに行きましょう。」
俺「是非是非。」
ケ「店とか探しときますわ。何系がいいですか(笑)?」
ケ「なんかさ、ふつーの安っぽい居酒屋に行こうぜ。脂っぽいものが食べたい(笑)。」
藤「はっはっは。さて、今日は帰って少しでも休みましょう。明日のためにもね。」
4:00 帰宅。最後の最後に大変な一日やった。。。。
そういや昼飯以来14時間くらい何も食べてない気がするけど、もう気にしない。
4:30 ビール1缶飲んでねる。明日は・・・早朝勉強会やった。。。(←※しかもプレゼン担当)
2日目
7:15 しまった、寝坊した!!!朝飯抜きでいっそいで病院に向かう。
7:30 病院到着。血液ガス分析、酸塩基平衡についてマニアックに熱く語ってみる。
今回は古典的アプローチに加えて、スチュワート法をまとめてみました。
8:00 勉強会終了。所属科へ。今日は手術日です。
16:30 ようやく本日の手術終了。腰が痛い、腹減った。。。。気がつけば食事摂ってない。。。。
17:20 患者さんを病棟にあげてようやく一段落・・・したいところですが今日は救急当直です。
17:30 救急当直開始。初っ端から忙しい。飯が食えない。
19:30 救急車3台同時到着。
バイク事故と、老人ホームのお年寄りのSpO2低下と、たぶん過換気。
後ろ2台を任せられる。
20:30 検査結果が全部出そろったので指導医にコンサルト。
その診断でOKとのことで、患者さんやご家族への説明を任される。お年寄りは入院となりました。
21:50 リストカットした女の子の傷を黙々と縫う俺。常連さんです。
23:00 まだまだ救急外来には待合患者さんがいっぱい。飯食う暇なんてねえよのこやろう。
ひたすらに診察、検査、説明が続きます。頑張れ、俺。
3日目
0:10 A「1週間前から歯が痛くて、薬が欲しいんです。」
俺「我慢できないくらい痛みます?」
A「そういうわけじゃないんですけど、病院だと保険が効いて安いかなと思って。」
俺「・・・。」
0:40 B「3週間前からなんか頭痛がするんですが、ちょっとMRIとかいうやつ撮ってもらえませんか?」
俺「MRIですか?」
B「日中だと予約でだいぶ先になるようなので、救急で来ました。」
俺「・・・。」
1:50 看「はく先生、あと10分で救急車です。40台男性、首つりだそうです。」
俺「自殺ですか。」
看「詳細はわかりませんが、まだ脈はあるそうです。」
医「助けなきゃあかんな。」
俺「はい、頑張りましょう。」
2:03 救急車到着。見れば首にはしっかりとヒモの痕。ひえー。。。
患者さんセンターテーブルに移動させ、スタッフが集結し初期治療が始まります。
2:20 A「頚損は?」
B「XpでもCTでも明らかな頚椎損傷は認められませんね。」
C「ご家族は、何としてでも救命してほしいとのことです。」
A「はく先生、挿管できる?頚椎損傷はないからね。普通にやればいい。」
俺「はい。やります。」
2:35 無事に挿管成功。一発で決まってよかった。。。
救命センターではすでにレスピレーターの準備も整い、受け入れを待ち受けています。
3:00 患者さんがICUに上がっていきました。何とか意識が戻ればいいですが。。。
3:05 これにてようやく救急外来の患者さんがゼロに。
ICUをのぞきに行ったところ、看護師さんから呼び止められました。
看「はく先生、サトウさんの鼻出血が止まらないんです。。。」
俺「サトウさんって、たしか持続でヘパリン流してますよね。。。」
看「ええ。」
俺「・・・とりあえず、見てみますわ。」
看「ありがとうございます。」
3:10 喉頭ファイバー使っていろいろ見てみるも、どうも出血点はだいぶ奥のよう。
ボスミンガーゼやら頑張ってみるもなかなか止まらず、耳鼻科の先生に連絡することに。
6:00 耳鼻科の先生と協力してようやく止血。
耳鼻科の先生曰く、「これは最難関の鼻出血だったな」とのこと。
6:30 ようやく仕事が途切れる。てか腹減った。眠い。少しは休めるか。。。。
7:10 突然全館放送が流れる。
「ドクターブルー、ドクターブルー、北病棟5階です。ドクターブルー、ドクターブルー・・・」
・・・まぢで!!!!!!
※「ドクターブルー」・・・院内緊急コール。急変患者が出たので空いてる医者は全員集結せよ。
7:12 北病棟5階到着。
激烈な胸痛後に意識消失した患者さん、すでに10人ほどのドクターが集結、速攻でCT室へ。
7:20 患者さんをCT室に搬送、直後に救急車が2台同時に到着するとのコール。
CT室をいったん離れて救急外来へ。
7:30 交通外傷の男性、熱性痙攣の乳児が同時搬送。
先ほどの胸痛の患者さんと合わせて救急外来が修羅場状態に。
とりあえず俺は交通外傷の患者さんの処置を任される。
8:50 とりあえず自分の仕事は終了。
先ほどの院内急変の患者さんはそのままヘリポートへ上がっていきました。緊急搬送のようです。
9:20 だいぶ伸びましたがなんとか当直業務終了。所属科の外来へと向かいます。
10:00 なにげに外来見学は眠い。。。。
13:30 ようやく食事タイム。48時間ぶりの飯はやっぱり天ぷら蕎麦。てか(゚Д゚)ウマー。
17:30 外来終了。今日はカンファレンスです。
19:00 カンファレンス終了。
20:00 ようやくすべての仕事終了。この3日間頑張った、俺。
20:25 約束通り、藤代先生、ケン先生と飲みに行く。
23:00 飲み会終了。うちに帰る。測ってみたら飲み会の後なのに体重が2kg減ってる。
・・・文系は勝ち組だとつくづく思う今日この頃です。
7:00 起床。今日もがんばるぞ。朝ごはんは納豆ごはん、(゚Д゚)ウマー。
8:00 病院到着。午前中は外来見学です。
14:00 ようやく昼ご飯タイム。天ぷら蕎麦(゚Д゚)ウマー。
18:00 ようやく外来も終了。今日もなかなかいろんな疾患を勉強できました。
19:00 定例勉強会。今日は心電図です。俺的には得意分野でなかなか楽しみ。
20:10 勉強会終了。やっぱり心電図は面白い。
20:00 麻酔科の藤代先生と飲みに行くことに。医局でしばし待機。
20:20 藤代先生からなかなか連絡がこない。
20:30 医局で待っていたところ、隣の席のハナコ先生が戻ってきました。
俺「お疲れさーん。」
ハ「お疲れー。もう仕事終わったの?」
俺「うん。麻酔科の藤代先生に飲みに誘われてさ。連絡待ち。」
ハ「あれ?藤代先生ならさっき、ケン先生(←※同期)と一緒に血相変えて走って行ったよ。」
俺「ケン先生は・・・そうか、いま麻酔科研修中か。」
ハ「緊急オペでもあるのかな。」
俺「なんかいやな予感が。。。。」
20:40 ケン先生から院内PHSに連絡。
ケ「もしもし、はく君?」
俺「おう、どうした?」
ケ「救急外来にちょっとやばい患者さんが入ってさ。今から緊急手術になるんだ。それでさ。」
俺「うん。」
ケ「ちょっと麻酔手伝ってくれない?藤代先生が準備にかかってるところ。」
俺「OKわかった。すぐに行くわ。」
20:50 手術室到着。
俺「カルテはざっと見たけど・・・ひさびさの超大物やな。。。」
ケ「おう。とりあえずさ、輸液管理と輸液計算頼んでもいい?たぶん輸血も大量に要るはず。」
俺「OK。チェックとカウントは任せて。」
藤「あ、はく先生、今日は飲み会ごめんなー。」
俺「いえいえ、また是非誘ってください。てか、大変なことになりましたね。」
藤「うーん。。。まあ、がんばりましょう。」
看「患者さん入りまーす。」
俺「お、来た来た。」
ケ「さあ、いっちょ、頑張りますか。」
22:00 看「出血、5,500mlです!」
外「血圧は!!?」
藤「動脈圧で70台だけど・・・第2陣の輸血はまだ来ないの!?」
看「院内貯蓄はこれで全てです。いま血液センターに依頼してるんですがまだ返事が・・・。」
藤「・・・新鮮血輸血は?」
看「それもこの時間では1時間以上はかかるとのことで。。。」
俺「血ガスデータ出ました。ヘモグロビン4.5です。。。。」
藤「血液センターからの血液はいつ来るの?連絡は取れないの?」
看「予定では22:30頃には着くとのことですが・・・。」
ケ「はく先生、すまん。いま採血出したから検査室まで持ってってくれない?」
俺「OK。ダッシュするわ。」
22:30 藤「血液はっ!!?」
看「まだ連絡がないんです。。。」
看「出血、10,500mlです。」
俺「先生、ビカーボン終わっちゃいますけど、次はこのルートもアルブミネートにしますか。」
藤「それでいい。ポンピングして。FFPは解凍してるね?」
俺「はい。薬剤部から届いてます。」
医「血圧は?」
ケ「78です。」
看「アルブミネートもこれで全部なんですが・・・。」
俺「薬剤部や病棟にはまだありますよね?」
藤「全部オペ室に持ってこいっ!!!」
看「はいっ(汗)。」
俺「藤代先生、ちょっと俺、玄関まで走ってきます。血液が届いたらオペ室まで届けますわ。」
藤「おう。頼むわ。薬剤部を介さず直接届けてくれ。手続きはあとで何とかするから。」
看「採血結果出ました。ヘモグロビン4.1、血小板15,000です。」
ケ「まじで!!?」
俺「行ってきます!」
22:50 150km離れた稲北市より血液第一陣到着。
深夜の病院内を血液バッグ抱えて走る俺。
22:55 ケ「脈拍30台です!!!」
藤「看護師さん、念のためDC用意して!!!」
ケ「血圧60台です!」
俺「先生、いま稲北からB型(+)20単位届きました!!!」
藤「おおお、サンキュー。どんどん入れましょう。」
看「確認します!番号OKですね。」
俺「チェック大丈夫です。」
藤「3ルートにつないでポンピング、ケン先生、はく先生お願い!」
俺「はい!」
ケ「はい!」
俺「出血、14,800mlです!!!尿量、400ml。」
医「藤代先生、頼みます!!!」
藤「血液、押し込んで!」
俺「はい!」
ケ「はい!」
2:35 なんとか手術終了。患者さんはICUに送られて行きました。
手術台の下の血だまりを看護師さんが掃除にかかっています。
2:50 手術室控室にて。
藤「いやあ、久々に冷や汗だったな。。。2人とも助かったわ。ありがとう。」
ケ「いえいえ。」
俺「いえいえ。」
藤「明日はちょっと予定があるけど、明後日こそ飲みに行きましょう。」
俺「是非是非。」
ケ「店とか探しときますわ。何系がいいですか(笑)?」
ケ「なんかさ、ふつーの安っぽい居酒屋に行こうぜ。脂っぽいものが食べたい(笑)。」
藤「はっはっは。さて、今日は帰って少しでも休みましょう。明日のためにもね。」
4:00 帰宅。最後の最後に大変な一日やった。。。。
そういや昼飯以来14時間くらい何も食べてない気がするけど、もう気にしない。
4:30 ビール1缶飲んでねる。明日は・・・早朝勉強会やった。。。(←※しかもプレゼン担当)
2日目
7:15 しまった、寝坊した!!!朝飯抜きでいっそいで病院に向かう。
7:30 病院到着。血液ガス分析、酸塩基平衡についてマニアックに熱く語ってみる。
今回は古典的アプローチに加えて、スチュワート法をまとめてみました。
8:00 勉強会終了。所属科へ。今日は手術日です。
16:30 ようやく本日の手術終了。腰が痛い、腹減った。。。。気がつけば食事摂ってない。。。。
17:20 患者さんを病棟にあげてようやく一段落・・・したいところですが今日は救急当直です。
17:30 救急当直開始。初っ端から忙しい。飯が食えない。
19:30 救急車3台同時到着。
バイク事故と、老人ホームのお年寄りのSpO2低下と、たぶん過換気。
後ろ2台を任せられる。
20:30 検査結果が全部出そろったので指導医にコンサルト。
その診断でOKとのことで、患者さんやご家族への説明を任される。お年寄りは入院となりました。
21:50 リストカットした女の子の傷を黙々と縫う俺。常連さんです。
23:00 まだまだ救急外来には待合患者さんがいっぱい。飯食う暇なんてねえよのこやろう。
ひたすらに診察、検査、説明が続きます。頑張れ、俺。
3日目
0:10 A「1週間前から歯が痛くて、薬が欲しいんです。」
俺「我慢できないくらい痛みます?」
A「そういうわけじゃないんですけど、病院だと保険が効いて安いかなと思って。」
俺「・・・。」
0:40 B「3週間前からなんか頭痛がするんですが、ちょっとMRIとかいうやつ撮ってもらえませんか?」
俺「MRIですか?」
B「日中だと予約でだいぶ先になるようなので、救急で来ました。」
俺「・・・。」
1:50 看「はく先生、あと10分で救急車です。40台男性、首つりだそうです。」
俺「自殺ですか。」
看「詳細はわかりませんが、まだ脈はあるそうです。」
医「助けなきゃあかんな。」
俺「はい、頑張りましょう。」
2:03 救急車到着。見れば首にはしっかりとヒモの痕。ひえー。。。
患者さんセンターテーブルに移動させ、スタッフが集結し初期治療が始まります。
2:20 A「頚損は?」
B「XpでもCTでも明らかな頚椎損傷は認められませんね。」
C「ご家族は、何としてでも救命してほしいとのことです。」
A「はく先生、挿管できる?頚椎損傷はないからね。普通にやればいい。」
俺「はい。やります。」
2:35 無事に挿管成功。一発で決まってよかった。。。
救命センターではすでにレスピレーターの準備も整い、受け入れを待ち受けています。
3:00 患者さんがICUに上がっていきました。何とか意識が戻ればいいですが。。。
3:05 これにてようやく救急外来の患者さんがゼロに。
ICUをのぞきに行ったところ、看護師さんから呼び止められました。
看「はく先生、サトウさんの鼻出血が止まらないんです。。。」
俺「サトウさんって、たしか持続でヘパリン流してますよね。。。」
看「ええ。」
俺「・・・とりあえず、見てみますわ。」
看「ありがとうございます。」
3:10 喉頭ファイバー使っていろいろ見てみるも、どうも出血点はだいぶ奥のよう。
ボスミンガーゼやら頑張ってみるもなかなか止まらず、耳鼻科の先生に連絡することに。
6:00 耳鼻科の先生と協力してようやく止血。
耳鼻科の先生曰く、「これは最難関の鼻出血だったな」とのこと。
6:30 ようやく仕事が途切れる。てか腹減った。眠い。少しは休めるか。。。。
7:10 突然全館放送が流れる。
「ドクターブルー、ドクターブルー、北病棟5階です。ドクターブルー、ドクターブルー・・・」
・・・まぢで!!!!!!
※「ドクターブルー」・・・院内緊急コール。急変患者が出たので空いてる医者は全員集結せよ。
7:12 北病棟5階到着。
激烈な胸痛後に意識消失した患者さん、すでに10人ほどのドクターが集結、速攻でCT室へ。
7:20 患者さんをCT室に搬送、直後に救急車が2台同時に到着するとのコール。
CT室をいったん離れて救急外来へ。
7:30 交通外傷の男性、熱性痙攣の乳児が同時搬送。
先ほどの胸痛の患者さんと合わせて救急外来が修羅場状態に。
とりあえず俺は交通外傷の患者さんの処置を任される。
8:50 とりあえず自分の仕事は終了。
先ほどの院内急変の患者さんはそのままヘリポートへ上がっていきました。緊急搬送のようです。
9:20 だいぶ伸びましたがなんとか当直業務終了。所属科の外来へと向かいます。
10:00 なにげに外来見学は眠い。。。。
13:30 ようやく食事タイム。48時間ぶりの飯はやっぱり天ぷら蕎麦。てか(゚Д゚)ウマー。
17:30 外来終了。今日はカンファレンスです。
19:00 カンファレンス終了。
20:00 ようやくすべての仕事終了。この3日間頑張った、俺。
20:25 約束通り、藤代先生、ケン先生と飲みに行く。
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・・・文系は勝ち組だとつくづく思う今日この頃です。
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プロフィール
HN:
はくこう
性別:
男性
職業:
麻酔科医
自己紹介:
近畿地方の某市中病院に勤める麻酔科医。気がつけばドクター16年目、WEBでのカキモノは22年目に突入ながら、変わらない非モテ系が、そこにはいる。ズーン。
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