忍者ブログ
独りアクティブ非モテ系16年目ドクターのにっき。
[325] [324] [323] [322] [321] [320] [319] [318] [317] [316] [315]
オフですがどうせモテないので映画を見に行ってきました。独りで。


・・・


で(泣)(←※平常運転)


というわけで本日見に行ったのは、


kokouno.JPG (254×338)
「孤高のメス」(※別窓)


「外科医当麻鉄彦・メスよ輝け」(※別窓)はこっそり読んでたりするんですが、
ついに映画化されるということでなかなか楽しみにしての鑑賞であります。
ネタバレになるので詳細は語りませんが、いやはや面白かった!
特に最近の医療系ドラマ&映画の中では群を抜いた、
医療監修の完成度の高さは見事の一言です。
舞台は20年前ですが、医療機器や手術室も時代背景をしっかりと反映したもの、
最近の医療系ドラマでありがちな、
医療関係者からすればなんじゃこりゃ的な風景を極力排除し、
手術シーンも含めてまさに(20年前の)リアルな医療現場を再現。
2時間の中にやや詰め込みすぎな感もありましたが、
堤真一、夏川結衣、そして特に余貴美子の素晴らしい好演もあり、
医療関係者としても映画に見入ってしまう、
いやはや見てよかった映画でありました。超おススメ。


ちなみに、


20年前の手術シーンでは主人公の外科医の後ろで、
旧式麻酔器を動かしながら記録に追われる
ベテランっぽい麻酔科医がひそかに映ってたのもツボでありました。
そして最後の方でちょこっとだけ出てくる、
現在の手術シーンでは、新しい麻酔器(Aestivaっぽい感じ)の前で、
やっぱり記録に追われてるっぽい麻酔科医が映ってたのもツボでありました。
手術シーンに麻酔科医が出てくる、
これだけでも最近の医療系作品としてはリアルなもんだと思います。



というわけで、



本日の独りディナー。(←※食事は常に独り!)



cook12.JPG (320×240)
牛スジ肉と野菜をプルコギっぽい感じで+ハタハタネギポン酢。



医療系映画を見るたびに、
自分がその現場で働いていることになんか妙な感触を覚えるものですが、
いい作品を見ると、やっぱり感情移入して、自分をその現場に重ねて、
よっしゃー、明日からかっこよく頑張るぞーと奮起してしまうあたり、
気がつけば30歳になりましたが、
まだまだ単純で影響されやすい、
そして相変わらずの非モテ系ドクターであります。むぅん。。。。


・・・


というわけで明日の麻酔担当は心臓血管外科
申込書見る限りなかなか大変な手術で麻酔もしんどそうですが、
今日見た映画からパワーをもらって、
患者さんの命を守るべく、
明日も目立たないように頑張ろうと思うはくこうでした。

拍手[0回]

PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード
無題
ほどほどにお仕事頑張って下さい
得る代わりに失っているものもきっとあると思います
りえ 2010/06/21(Mon)00:23:37 編集
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
カレンダー
02 2024/03 04
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
フリーエリア
最新CM
[03/11 一器高虎]
[06/29 伯商会エンピツ日記からの読者]
[06/23 ゴートゥななしさん]
[01/25 伯商会エンピツ日記からの読者]
[10/26 一器高虎]
最新記事
最新TB
プロフィール
HN:
はくこう
性別:
男性
職業:
麻酔科医
自己紹介:
近畿地方の某市中病院に勤める麻酔科医。気がつけばドクター16年目、WEBでのカキモノは22年目に突入ながら、変わらない非モテ系が、そこにはいる。ズーン。
バーコード
ブログ内検索
カウンター
アクセス解析
お天気情報
忍者ブログ [PR]