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独りアクティブ非モテ系16年目ドクターのにっき。
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1927年度のノーベル医学・生理学賞は、
オーストリアの精神科医ユリウス・ワグナー・ヤウレッグに与えられました。
受賞となった成果は「麻痺性痴呆に対するマラリア療法の発明」。
わかりやすくいえば、

麻痺性痴呆は梅毒の末期症状。コワー。

なに?梅毒の病原体は熱に弱いんだって?。

じゃあ、患者さんを発熱させればいいんだ!

よし、患者さんをマラリアに感染させちゃえ!

高熱でまくりんぐ(*o*)。

梅毒の病原体死滅キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!。

よし、マラリアの治療をしよう。(←※これ大切)

ある病気を治すために別の病気にかからせるとはなかなかすごい治療法ですが、
よく考えてみれば手術なんかもガンを治すために大ケガさせているようなもんだなーと思いつつ、
ノーベル賞ニュースをネットで流し読みしながら祝杯という名目でビールを飲み干すヒトリノヨル。

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小児科ローテートが始まって3週間。
月曜日に先生方、スタッフさんたちで歓迎飲み会を開いてくれることになりました。
話し合った結果、場所は市内の某焼き肉屋に。
さっそくスタッフさんが予約の電話です。

店「まいどありがとうございます。焼肉の○○亭です。」
ス「すいません、次の月曜なんですけど、夜7時から10人で予約できますか?」
店「はい、少々お待ちください・・・はい、大丈夫でございます。お名前よろしいでしょうか?」
ス「はい、えーっと・・・」

ここでスタッフさん、ちょっと電話から顔を離しました。

ス「お名前、どうしましょう?」
看「山の穴総合病院小児科でいいんじゃないですか?」
看「それとも部長の橋本先生のお名前にします?」
俺「ヨハネ・クラウザー・Ⅱ世にしましょう。」
ス「・・・」
俺「・・・。」
ス「もしもし・・・」

来週月曜日は小児科焼肉飲み会です。クラウザー御一行様として楽しんでまいります。

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飲み会に誘われたため、ここで飲んできました。

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医局のテレビでオリンピックを見ていたところ、
女子バドミントンのスエマエコンビの3位決定戦を放送中でありました。

「あの国際ランキング1位コンビを破った時のように、再びあの再現を見たいですねー。」

との女性アナウンサー解説。
微妙に気になってしまう孤独な俺の心の傷の痛みが痛いんですがどうしたらいいんでしょうか。
 

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耳鼻咽喉科のムスカ先生の家で見てしまいました。コード・ブルー(※別窓)
ロケ地はたぶんまたしても日本医科大学千葉北総病院なんだなーと思いつつ、
医者同士で医療系ドラマを見ながらおかしいところにツッコミを入れながら飲むお酒って、
本当においしいですよね!

・・・

で(泣)(←※周囲ドン引き)

てか、危険な現場にヘルメットもかぶらずに半袖オペ着のまま勇敢に突進していくドクターとか、
出てくる若手の医者がたぶん20代前半ばっかりとか、
たぶん硬膜外麻酔使った整形外科の手術で「術後の髄液漏に気をつけろ!」と言われるとか、
外傷患者の搬送後に突然縫合処置を始めようとする(しかも縫合キットがちゃんと出ている)研修医(?)とか、
そんなにヘリに乗りたければヘリ持ってる救急病院にと勤めれば週1回くらいヘリ当番が来るだろとか、
どうでもいい突っ込みを酒の勢いで繰り返しつつ、

なんて美男美女揃いの病院なんだ、こんな病院に勤めたいぞ!

・・・

自分にその資格がないことは気にしない。アチャー。

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同僚の研修医の先生たちとおしゃべりをしておりました。

俺「どうせならうちの病院も『これは!』という設備が欲しいよな。」
A「静岡がんセンターには陽子線治療科があるらしいぜ。」
B「へー。」
俺「自前でサイクロトロン持ってるんやね。」

加速器(※Wikipedia:別窓)

A「うちの病院もサイクロトロン欲しいよなー。」
B「いらねーよ(笑)。」
俺「Aが放射線科希望だからやろ(笑)。」
A「サイクロトロンといえば仁科博士だよ。」
B「仁科博士?」
俺「誰?それ。」
A「仁科芳雄博士。日本
の原子物理学の父と呼ばれる素晴らしい人物だよ。」

仁科芳雄(※Wikipedia:別窓)

A「戦前の日本でサイクロトロンを製作して量子力学の研究に当たったんだ。」
俺「戦前なのかー。すげーな。」
A「でもせっかく作ったサイクロトロンはさ。」
B「おう。」
A「戦後に進駐軍によって東京湾に沈められてしまったんだ。」
俺「もったいねー。。。」
A「無念だったやろなー。」

その時、近くで休息中だったC先生登場。

C「おー、なんかお前ら難しい話をしてるな。」
俺「放射線科マニアA先生の独断場です(笑)。」
A「先生も聞いておられましたか(笑)。」
C「おう、仁科先生が東京湾に沈められたところまでは聞いたぞ。」

・・・

C先生は極道映画が大好きです。

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診療所の事務室で、先生や職員の方々とおしゃべりしておりました。

A「この季節は花がきれいな季節ですね。」
B「内の花壇にも真赤なお花がきれいに咲きましたよ。」
医「『真赤な』という表現はなかなかいい表現だね。」
A「真赤な、がですか(笑)。」
医「Aさんは『真赤な』というと何を連想する?」
A「真赤なバラ、ですかね(笑)。」
医「そうかあ(笑)。」
B「先生は何を連想されます?」
医「僕は『真赤な太陽』だな。年がわかっちゃうね(笑)。」
A「いえいえ(笑)。」
医「はく先生は『真赤な』といったら何を思い出す?」

真赤な誓い。

【お気に入り動画】
 ・新世紀ブソウゲリオン(※ニコニコ動画:別窓)
 ・ぶそうの海のナディア(※ニコニコ動画:別窓)

と喉まで出かかりましたが、さすがにやめておきました。
診療所ではマニアックはできるだけ封印しております。

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空飛ぶドクター”NEWS・山ピー!フジ系新ドラマ7月発進(※別窓)

 NEWSの山下智久(23)が7月スタートのフジテレビ系「コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-」(木曜後10・0)に主演することが22日、分かった。ヘリコプターを使った最新医療の現場を舞台に、フライトドクター候補生と指導医の姿を描く。実際のヘリを使った撮影も予定されており、山ピーは、まさに“空飛ぶドクター”になる。

 昨年の同局系ドラマ「プロポーズ大作戦」や今年の主演映画「クロサギ」など、俳優業でノっている山下にとって今回が初の医師役。本格的な医療ドラマの出演も初めてだ。

 「ドクターヘリ」とは、救急救命治療を必要とする患者のもとに、医療設備を搭載したヘリコプターで医師や看護師が駆け付け、現地で治療を開始する“究極の医師デリバリー”システム。昨年6月に、ドクターヘリの全国配備を目指す特別措置法案が可決されており、ドラマは社会情勢を反映したタイムリーな内容になる。

劇中では実際のヘリに乗り込み、治療を施すという緊迫したシーンもあり、山下は機中で迫真の演技を見せなければならない。俳優としてさらなるステップアップとなる作品になりそうだ。

今月下旬のクランクインを前に山下は、「命にかかわる一番近い場所にいる医者という役を冷静に、そして真剣に演じ、視聴者の方にヘリコプターを使い命を救う最先端の救命を知っていただけるように頑張りたい」とコメントを寄せた。

 その山下扮するフライトドクター候補生、藍沢耕作を取り巻く共演陣に、新垣結衣(19)、戸田恵梨香(19)、比嘉愛未(21)、浅利陽介(20)ら今をときめく若手人気俳優たちがそろった。

 増本淳プロデューサーは「若者から圧倒的な支持を集める旬なキャスト陣が、“ドクターヘリ救命”という最新医療をテーマにしたドラマに真剣に向き合っていきます。大空をかける命の前線基地につどった若き医師たちの奮闘を、スピード感と臨場感あふれる映像で届けます」と早くも自信を見せる。

 若手を鍛えるフライトドクター役の柳葉敏郎(47)をはじめ、児玉清(74)、りょう(35)、杉本哲太(42)、寺島進(44)、勝村政信(44)らの出演も決定。ベテランのサポートもあり、厚みのあるドラマになりそうだ。

************************

>NEWSの山下智久(23)

23歳ってことは現役でも医学部5年生、
2年間の臨床研修を終えて救急部での後期研修を始めたとしても27歳。
そもそも「ドクターヘリ候補生」・・・ってなんだ???
若手豪華共演人も軒並み20歳前後なわけですが、まあ、いや、単なる独り言ですよ。
こんなピチピチの職場で俺も働きたいだけなんです。
そうすりゃ俺ももしかしたら誰か一人くらいからはモテモテ・・・

・・・

で(泣)(←※相変わらず)


まず「ドクターヘリ医」を候補生として育てるというコンセプトにそもそも違和感があるわけです。
長距離搬送が多いアメリカやオーストラリアならそもそも、
日本だったらよっぽどの離島じゃない限りはほとんど20-30分以内に病院搬送できるので、
ヘリ機内でできることなんて経過観察と応急処置くらいしかないわけです。
わざわざ狭い機内にもう一人人を増やしてまで
フライトドクターを特別に育成することにリアリティーなんかないんじゃないかと思ったり・・・

あ、誰か来た。

・・・

フルボッコ。(←※フ●テレビからの刺客)

テレビ局にとって医療とは所詮虚構と見世物に過ぎないんだなあと思いつつ、
他にも突っ込みたいことは非常にたくさんあるわけですが、
今日も今から救命当直なので、デカビタCを飲んで気合いを入れて病院に出発するのでした。

そういや最近ヘリ搬送多いなあ。。。

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プロフィール
HN:
はくこう
性別:
男性
職業:
麻酔科医
自己紹介:
近畿地方の某市中病院に勤める麻酔科医。気がつけばドクター16年目、WEBでのカキモノは22年目に突入ながら、変わらない非モテ系が、そこにはいる。ズーン。
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