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独りアクティブ非モテ系16年目ドクターのにっき。
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廊下を歩いていたところ、
女性病棟の新人看護師さん(※上戸彩似)に声をかけられました。

新「あ、はく先生、こんにちは。」
俺「お、こんにちわー。」
新「あの・・・ちょっと・・・」
俺「はい?」
新「話があるんですけど、いま時間大丈夫ですか?」
俺「いいよー。どうしたの?」
新「あの・・・ここではちょっと話しにくいので・・・奥の部屋でもいいですか?」
俺「はいはい。」

ナースステーション奥の控え室。向かいあう二人。(←※なんかいい感じ)

新「あの・・・」
俺「はい?」
新「明日の夜ですけど、時間って空いてますか?」
俺「空いてるよー。どうしたの?」
新「よかったぁ!ちょっと・・・お願いがあるんですが・・・。」
俺「うん。」

新「上半身裸になって女王様にムチ打たれて頂けませんか?」

・・・

明日は小児科、産婦人科、女性病棟、NICU合同忘年会。
今年も余興に勤しむ季節がやってまいりました。

な、泣かないんだからね、ボク。(←※号泣しながら)

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なかなか院内でも話題になったドラマ「コード・ブルー」ですが、
あのドラマに登場した診察医がちょっと気に入ったため、

買ってしまいましたっ!!!(←※ミーハー)


こんなの。

正確にはAPRON スクラブ(ネイビー)(※別窓)
上下セットで揃えて、さらに背中に特製・山の穴総合病院のロゴを入れてもらい、
いやはやこれで俺もコードブルー気分ですよ!
孤独でブルーな気分なのはいつものことですが何か。

・・・

で(泣)(←※お約束)

なかなか院内での評判もよく、
他の先生方も気付けばちらほらと着始めていたりして、
すっかり山の穴総合病院・救急救命センターはコード・ブルーな感じであります。

そんな某日。

医「はく先生、今から緊急でヘリ搬送があるんだけど、立ち会ったことある?」
俺「いえ、まだないです。」
医「じゃあ一緒に行こうか。」
俺「え!?ヘリに乗るんですか??」
医「いやいや(笑)。ヘリポートで向こうのドクターに引き継ぐから僕らは乗れないよ(笑)。」
俺「ちょっと残念ですねー(笑)。」
医「僕は高所恐怖症だからいずれにしろ無理やけどな(笑)。」

というわけで、いざヘリポートへ。
この前買ったばかりの藍色の診察医に身を包み、そしてドクターヘリを待ち受ける俺。
いやはやもう気分はコードブルーですよ。

山Pを彷彿とさせる颯爽とした軽やかなステップで

いざヘリポートに降り立ってみれば、

寒すぎる。(←※半袖)

現在外気温は1℃
身を切るような極寒の寒さの中、俺だけが半袖。
パーカーやダウンを着て完全武装した誘導員さんや引き継ぎの看護師さんに苦笑されつつ、
ガタガタ震えながらヘリの到着を待ち受けます。

時間はもう夕刻、夕焼けに浮かび上がる山の稜線の彼方を眺めていたところ、

・・・

・・・

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!(←※興☆奮)

藍色に染まりつつある夕闇の彼方に、小さな点滅灯が出現、
だんだんと近づいてくるプロペラ音、そしてまさに一直線にヘリポートに接近してきます。
近づくに従ってプロペラ音は次第に爆音へ。


SUGEEEEEEEEEEEEEEEE!!!(※参考画像)

誘「先生、陰に隠れててくださいね。」
俺「そんなに風がすごいんですか?」
誘「ええ、先生のメガネとか、たぶん飛びます(笑)。」
俺「まじすか!!?」
誘「それに巻き上げた砂や石が体に当たって怪我することもありますからね。」
俺「ひえー。」

影から見守る中、ヘリはいったん上空でホバリングした後、
すさまじい爆音を響き渡らせ、濛々と砂埃を舞い上げながらあっという間に、着陸。
ドアが開き、ストレッチャーと共に引き継ぎドクターが降りてきました。

医「お疲れ様です。よろしくお願いします。いま状態はどうですか?」
俺「宜しくお願いします。バイタルは安定、レベルもクリアです。」
医「いいですね。」
俺「あ、あとこちらに検査結果に画像CDと、その他書類一通り入ってます。」
医「ありがとうございます。あ、点滴はいま何つないでます?」
俺「左右に20G、いずれも外液です。特に循環作動薬は今はつないでません。」
医「わかりました。では引き継がせて頂きます。○○さん、行きましょうか。」
患「宜しくお願いします。あ、先生。」
俺「はい?」
患「ありがとうございました。頑張ってきます。」
俺「頑張ってきてください。元気になって帰ってこられるのをお待ちしております。」
患「はい、ありがとうございました。」

・・・

再び爆音を上げて夜空に消えていったドクターヘリ。
一日の仕事を終えて藍色の診察医を脱ぎつつ、
山Pのクールさをなんとか醸し出そうとしてますます挙動不審さを増すはくこうでした。
 
この国には、もっと救える喪男がいる。
 

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今日の昼定食は味噌煮込みうどん、パン、フライドポテトでした。
やっぱり何かが間違っている気がします。。。

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朝7時起床、ご飯を食べてシャワーを浴びて、着替えたところでクルマに乗り込む。
精神病院まではクルマで30分だ。

午前8時半ちょっと前に精神病院到着。先生方にあいさつする。

午前9時から1時間ほど外来見学。

午前10時から統合失調症の患者さんたち10人とカラオケ。なかなか楽しい。

正午、昼飯は職員食堂。やっぱりメニューがおかしい。

午後1時、特にすることもないのでケン玉で遊ぶことにする。

午後3時、ケン玉にも飽きたので、箱庭を作ることにする。

午後5時、箱庭完成。お片づけ。

午後5時半。特にすることもないので帰ることにする。

・・・

なんだかよくわからない生活が続いております。。。

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雪の中、病院から10kmほど離れた精神科病院に通う日々が続いております。
昨日から職員食堂で昼飯を頂けるようになったわけですが、
どう考えてもおかしいのはこの職員食堂の定食のメニュー。

昨日:チャーハン、ご飯、チキンナゲット、サラダ。

今日:カレーうどん、カレーライス、たい焼き、サラダ。

・・・

毎日ハプニングの連続で、なかなか刺激的な日々ではあります。

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ある日の風景。

17:10  とりあえず一日の仕事をまとめあげる。今日は当直だ。

厚生労働省労働基準局通達(2002年3月)
「医療機関における休日及び夜間勤務の適正化について」


労働基準法における宿日直勤務は、夜間休日において、
電話対応、火災予防などのための巡視、非常事態が発生した時の連絡などにあたることをさす。
医療機関において、労働基準法における宿日直勤務として許可される業務は、
常態としてほとんど労働する必要がない業務のみ
であり、
病室の定時巡回や少数の要注意患者の検脈、検温等の軽度または短時間の業務に限る。
夜間に十分な睡眠時間が確保されなければならない

・・・

17:15  なんかまた救急車が到着したっぽい。とりあえず荷物の準備。

17:25   救急外来到着。
             先ほど救急搬送された患者さんは交通外傷とのこと。
        外傷性SAH、骨盤骨折、その他骨折がいろいろ。とりあえずバイタルは何とか安定。
     後ろが修羅場になっている中、当直業務開始のミーティングを行う。日直組頑張れ。

17:30    すでに何冊か貯まっている時間外受診依頼のカルテに向かう。半分は小児科だ。
     山宮市は小児医療費は無料、無料ならばとごく軽傷の子もとりあえずはやってくる。

17:35    本日当直帯最初の診察。38℃の発熱のお子ちゃん。粛々と診察。
     後ろが騒がしいと思ったら、さっきの外傷の患者さんは後腹膜出血が進行しているらしい。
     3次救急のこの病院でも対応は難しく、高度救急救命センターに緊急搬送になることに。
     手を貸したいところだけど、風邪ひきっぽいお子様が数人診察を待っている。

18:20    相変わらず小児科の診察が続く。上空からヘリの音が聞こえてきた。迎えに来たんだろう。
     この時点で検査待ち、点滴待ちなど受け持ち患者さんが5人を超える。
             関係ないけどヘリには一度は乗ってみたいと思う。

19:00    本日一発目の救急車到着。
     某特別養護老人施設に入所中のばあちゃんが38℃の熱を出したらしい。
     単なる肺炎?誤嚥性肺炎?尿路感染?いろいろ鑑別を考えながら検査オーダーを出す。
     患者さんを検査に送り出してとりあえず待たせている5人をなんとかしなければ。

19:30    とりあえず待たせている2人の患者さんに薬を出して帰す。
     想定外の異常事態が起こる可能性があること、悪化したらすぐに来院するように説明し、
     さらになぜその薬を出すかについても説明し、同意をもらったところで診察終了。
     患者さんが帰った後でカルテの残りを記載。軽症でもとにかく詳細に、詳細に。
     患者さんに説明した容、鑑別などほと細かくカルテに残しておかないといざ訴訟で負ける。
     ちなみに2人の患者さんはおそらく、風邪

20:10    当直帯2台目の救急車到着。1歳の子供の痙攣
     症状からはおそらく熱性痙攣、ダイアップ座薬を使う。
     初めての痙攣だったようでお母さんはだいぶびっくり、説明して安心してもらう。
     さっき搬送されたばあちゃんの結果が出揃ったのでご家族に説明、内科入院となることに。
             内科当直の先生にいろいろと教えてもらった。      
 
20:30    CT室へと行こうとしたところ、NICUの看護師さんと遭遇。
      看「あー、はく先生、もしかして今日当直ですか?」
      俺「はいはい。なんかありました?」
      看「実はNICUに入院してる○○ちゃんの点滴が抜けちゃって・・・先生入れてもらえます?」
      俺「あ、いいですよ。できるかな?」
      看「お願いしますー。」
     というわけでNICUに向かい、生後3日の赤ちゃん(体重2,300g)の点滴確保。泣かれた。
     人生の最初から嫌われた。ガーン。

20:40    救急外来に戻り、貯まっている患者さんの診察を再開・・・の前に、    
     さっきの熱性痙攣のおこちゃまを帰す。もちろんしっかり詳細なカルテ、これが時間を食う。

21:30    久々に肘内障が来た。整復。カクっとはまるとちょっと嬉しい。
     お母さんが感動してくれるのもちょっと嬉しい。

22:00    当直帯3台目の救急車到着。
     3日前から左足の動かしにくさがあったらしいけど、今になって救急車を呼んだとのこと。  
     NIHSS score 5点、すでにCTでも右放線冠に低吸収域を確認、脳梗塞の診断。
     救命センター入院となる。こういう人こそ早く来てくれれば。。。

23:00    子供のちょっとした熱とか、ちょっとぶつけたとか、割と軽い患者さんがひたすらに続く。

0:10      頑張ってなんと患者さんゼロとなる。とりあえず当直室に帰る。布団に入っておやすみー。

0:15      と思ったらPHSが鳴って呼び出される。
     気管支喘息発作の子供が来ているとのこと。
     発作としてはいわゆる軽い発作。吸入してもらって症状は改善、帰ってもらった。

1:00      再び患者さんゼロに。今度こそおやすみー。

1:30      いい感じで眠りに入ったところでPHSが鳴って呼び出し。酔ってケンカして怪我とのこと。
      患者さんは40代スーツ姿の男性、顔面に青あざ、興奮状態。
      こちらに危害を加えられるととんでもないので、外科当直の先生にも来て頂き対応する。

3:00     20代女性が来院。
      俺「どうされました?」
      患「陣痛がきたみたいです。。。。」
     ちょwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww(←※想定外)
     産婦人科待機の先生に連絡、すぐに産婦人科病棟に上がってもらう。

4:00      若い女の子が母親と来院。リストカット。粛々と縫う。

4;45      またしても患者さんが途切れたので当直室へ。さあ、今度こそ眠ろう。。。

4:40      いい感じで入眠しかけたところでまたしてもPHS。
      俺「はいはーい。。。」
      看「医師待機要請が入りました。CPA(心肺停止)とのことです。」
      俺「ぎゃー。」
      看「今日は荒れますね(笑)。現在救急隊が現場向かい中。詳細はまた後で入ります。」
      俺「了解、セッティングしておきまーす。」
      看「お願いしまーす。」
     というわけで当直室から救急外来へと向かう。あと何分で来るんやろ。。。

5:00     とりあえずセンターテーブルをセッティング、上級医2人も到着。段取りを確認する。
     救急隊からはすでに第二報、やはり心肺停止状態は継続、
     蘇生継続して向かいますとのこと。

5:10     救急車到着。60代女性とのこと。救急隊が心臓マッサージ、補助換気しながら搬送。
     ACLSに則って蘇生を継続していたところ、
     医「おい、緊張性気胸や!!!!」
      俺「緊張性気胸!!?」
       医「ポータブルで撮ってもらった写真からは気胸やな。さっき呼吸に左右差あったし。」
     医「はく先生、そのサーフロ針で脱気して!!!」
     俺「え、経験ないんですが・・・いいですか、ここで。」    
     医「大丈夫、行け!」
     俺「はい。えい(ブスっ)!・・・あ、脱気確認しました。」
     医「OK、てか、VFになってるよ。はく先生、除細動!!!」
     俺「用意してあります。充電完了、離れてください!えい!!!」
     医「んー・・・今度はPEAになっとるな。。。心臓マッサージ継続してください。」
     俺「はい・・・って、あれ?先生、拍動出てませんか?」
     医「お、出てるな。脈触れる?」
     俺「橈骨触れますね。」
     医「戻ってきたな。検査オーダーは一通り出してる?」
     俺「はい、全部出してます。」
     医「OK。とりあえずやれることやって、救命センターに上げよう。」
     俺「はい。」
     医「そういや先生、胸腔トロッカーって入れたことある?」
     俺「実は呼吸器内科で20本ほど入れました。」
     医「お、いいねえ。じゃあこの患者さんのもお願いしようかな。」

    1時間後、とりあえず救命センターに入院。
    緊張性気胸と心タンポナーデは頑張ればなんとかなるもんだと実感しつつ、
    ふと気がついたらこの騒ぎの間に3人ほど患者さんが来て待っていたようだ。
    38℃の発熱の2歳児と、眠れない30代の女性と、いつもの薬がほしい70代女性
    2番目の方が、もう30分も待っていると文句を言っているようだ。
    ごめんなさい。医者がいないんです。

7:20    ようやく3人の診察が終わって上級医へのコンサルトも終了。
    気がつけば昨日の昼ごはんからまだご飯を食べていない。

7:30     20代男性が来院。
      男「なんか、ちょっと風邪っぽくて、なんか薬出してくれませんかね?」
      俺「どんな症状がありますか?」
      男「鼻水と、なんかだるいのと、あ、あとなんか、最近すっごい喉が渇くんですよ。」
      俺「のどが渇く?」
      男「ええ、」
      俺「・・・ちょっと血糖値を測らせてもらってもいいですか?」
      男「血糖値?ああ、いいですけど???」
      
     血糖値1,300。血清K 6.9。DKA(糖尿病性ケトアシドーシス)の診断で救命センター入院。
     朝方の油断したときにこういうのが突然歩いて来るから怖い。。。。。

8:30     当直帯終了。医者3人で今日も頑張った。というわけでそのまま通常業務スタート

19:00   今日は早く仕事が終わった。

20:30   そそくさと寮へと戻り、車で30分ほどのところにある山の中の温泉旅館へ。
     露天風呂につかりながら、36時間連続勤務の疲れを癒す。ふう。
     もっと忙しい病院はうちの病院からは想像もつかないほど忙しいんやろなーと思いつつ、
     実はそれなりに当直の緊張感は嫌いではないはくこうでした。
     来週からは精神科・心療内科1カ月コースであります。


・・・

医療関係者によると、入院施設を持つ病院の中で医師の交代制を敷く病院の数は少なく、
多くの病院では日勤勤務医師が当直を行い、
次の日勤勤務までを継続して行うという勤務形態が常態化している。
日勤で勤務し、そのまま夜間の当直勤務(ほぼ不眠)を行い、
その翌日も普段どおりの勤務を行い(昼で終了できる場合もあるが多くはそのまま夕方以降まで)、
さらにその日の夜に患者の容態が悪化すればまた病院へ出向く必要がある日もある。
病院を利用する一般の方がこの事情をどこまで理解しているのか?は定かではない。

当直医(※Wikipediaより:別窓)
 

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昼飯を食べながら部長の橋本先生とおしゃべりしておりました。
今日も快調にマニアックネタを飛ばしておりましたが、
話題はそのうちに整形外科の美人女医、神田先生の結婚話の方向へ。

俺「そういえば整形外科の神田先生、結婚されたそうですよ。」
橋「へー、あの神田先生が。お相手はどんな人なの?」
俺「それがですね、なんと相手は患者さんだったそうです。」
橋「へー!患者さん。」
俺「ええ、交通事故で入院してきた患者さんとまさに運命の出会い、だったそうです。」
橋「そんなこともあるんやねー。」
俺「あるんですねー。」
橋「ところではく先生に出会いはないのかい(笑)?」
俺「先生、またまた痛いところを。。。」
橋「いちおう科の責任者として言わせてもらうけど・・・」
俺「はい?」
橋「うちの科の患者さんに手を出しちゃダメですよ(笑)。」
俺「先生、それはそれは犯罪です。。。」

今週で2ヶ月間の小児科研修も終わりました。
次は老健、医療社会事業部、健診センター、訪問看護ステーションの合わせ技1週間です。

 

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小児科部長・橋本先生はカルテの書き方についてなかなか厳しい先生であります。
不用意なカルテを書くと、後日、橋本部長からの訂正が入ります。

■カルテ1
新生児診察。頭部所見、正常。大泉門平坦、小泉門閉鎖、・・・

後日橋本部長より。

頭部所見「正常」というのは正しい所見ではありません。「異常なし」としてください。

■カルテ2
本日午前体温38.5、夕方体温37.5、解熱傾向を認めた。

後日橋本部長より。

一方で「℃」、一方で「度」と表現を変えるのはよくありません。どちらかに統一しましょう。

■カルテ3
朝の診察。「炎神戦隊ゴオンジャー」を見て楽しかったとのこと。

後日橋本部長より。

正確には「炎神戦隊ゴーオンジャー」だと思われます。表現は正確に。

・・・

おそれいりました。

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耳鼻咽喉科の先生方と話し合っておりました。

医「ここも手術件数多くなってきたし、もう一人耳鼻科医が欲しいねえ。」
俺「そうですね。」
医「じゃあ、募集広告でも出しちゃう?」
俺「いいですね。どんな文面にされますか?」
医「どうせなら攻めてみようよ。いい人が来るかもしれないから。」

■耳鼻咽喉科医師募集

条件:医師国家試験を合格し、耳鼻咽喉科医として勤務歴のある方。

全身麻酔に精通し、気道確保、麻酔導入と維持が可能であり、
かつ救急外来で整形外科的疾患の診断と処置に熟達し、一般内科の初期診療も可能であり、
心療内科、精神科領域の知識にも通じた上で、さらに蘇生、救命に関わる緊急処置の経験も深く、
ICUでの各種重傷者管理も可能な耳鼻咽喉科医師、募集しています!


医「こんなのでどうかなー。」
俺「・・・。」
医「いい先生が来るといいねー。」
俺「・・・。」

・・・

これを思い出しました。




実際に救急外来では外科系に分類される医師が専門外であっても外科系全般診察を行っています。
小児科、放射線科も内科系に分類されるため、救急当直では内科系全般を診なければなりません。
隣町の病院では医師不足のため病理医すら救急外来に駆り出されているようです。

・・・むーん。

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小児科診察のため、子供ウケしそうな聴診器カバーを入手しました。


ジャーン(←※胴の長いウサギ)

というわけで新しい聴診器で患者さんのところにレッツゴーです。

俺「はい、じゃあ胸の音聞かせてねー。」
子「なにそれー。」
俺「ウサギさんの聴診器ですよー。」
子「ふーん・・・。」
親「きゃー、かわいーーーー!!!!」

・・・

むしろ親ウケのほうがよかったウサギさん聴診器でした。

先日、後期研修病院に誓約書など諸々の書類を郵送で提出してきました。
頑張れば時折京都にも遊びに行けそうな立地がうれしい限りです。

 

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プロフィール
HN:
はくこう
性別:
男性
職業:
麻酔科医
自己紹介:
近畿地方の某市中病院に勤める麻酔科医。気がつけばドクター16年目、WEBでのカキモノは22年目に突入ながら、変わらない非モテ系が、そこにはいる。ズーン。
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