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朝ごはんを食べながら近くのテレビを見ていたのですが、
某「ギネスブック認定、一週間で最も長時間テレビ生番組に出演する司会者」が、
産科崩壊の特集に関してのたまっておりました。
み「実際には医師の数は増えているんです!」
・・・
確かに厚生労働省発表では医師数は年々増加となっていますが、
もちろんこの統計は「医師免許」を取得している人たちの総数ですから、
すでに定年に達して退職された医師、結婚を機に離職した医師もカウントされています。
さらに驚くことにはここ数年で亡くなられた医師もカウントされており、
結婚して名字が変わった女性医師は2人としてカウントされていたとのこと。
そりゃ数字上では医師数は年々増加するというものです。
正確な「実労」医師数は厚生労働省発表の何割となるのでしょうか。
特集では搬送を断られた患者を引き受ける「正義の病院」として、
千葉の某K総合病院が紹介されていましたが、
K総合病院は設備的にも人的にも日本最高クラスに恵まれた病院です。
報道はK病院こそ正義の病院、搬送拒否した病院は怠慢だという流れでしたが、
搬送を断らざるを得なかった病院をステレオタイプ的に「悪」と決め付けるのではなく、
なぜ彼らが搬送を断らざるを得なかったのか、
断らざるを得なかった事情、勤務状態とはどれほどのものなのか、
そちらを知らしめない限り医療崩壊は周知できない気がします。
ちなみに我が病院は
俺「はい、山の穴総合病院救急部です。」
救「山宮市救急隊です。交通外傷の35歳男性、あと3分で着きます!」
断る余地は最初からありません。。。
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