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なかなか院内でも話題になったドラマ「コード・ブルー」ですが、
あのドラマに登場した診察医がちょっと気に入ったため、
買ってしまいましたっ!!!(←※ミーハー)
こんなの。
正確にはAPRON スクラブ(ネイビー)(※別窓)。
上下セットで揃えて、さらに背中に特製・山の穴総合病院のロゴを入れてもらい、
いやはやこれで俺もコードブルー気分ですよ!
孤独でブルーな気分なのはいつものことですが何か。
・・・
で(泣)(←※お約束)
なかなか院内での評判もよく、
他の先生方も気付けばちらほらと着始めていたりして、
すっかり山の穴総合病院・救急救命センターはコード・ブルーな感じであります。
そんな某日。
医「はく先生、今から緊急でヘリ搬送があるんだけど、立ち会ったことある?」
俺「いえ、まだないです。」
医「じゃあ一緒に行こうか。」
俺「え!?ヘリに乗るんですか??」
医「いやいや(笑)。ヘリポートで向こうのドクターに引き継ぐから僕らは乗れないよ(笑)。」
俺「ちょっと残念ですねー(笑)。」
医「僕は高所恐怖症だからいずれにしろ無理やけどな(笑)。」
というわけで、いざヘリポートへ。
この前買ったばかりの藍色の診察医に身を包み、そしてドクターヘリを待ち受ける俺。
いやはやもう気分はコードブルーですよ。
山Pを彷彿とさせる颯爽とした軽やかなステップで
いざヘリポートに降り立ってみれば、
寒すぎる。(←※半袖)
現在外気温は1℃。
身を切るような極寒の寒さの中、俺だけが半袖。
パーカーやダウンを着て完全武装した誘導員さんや引き継ぎの看護師さんに苦笑されつつ、
ガタガタ震えながらヘリの到着を待ち受けます。
時間はもう夕刻、夕焼けに浮かび上がる山の稜線の彼方を眺めていたところ、
・・・
・・・
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!(←※興☆奮)
藍色に染まりつつある夕闇の彼方に、小さな点滅灯が出現、
だんだんと近づいてくるプロペラ音、そしてまさに一直線にヘリポートに接近してきます。
近づくに従ってプロペラ音は次第に爆音へ。
SUGEEEEEEEEEEEEEEEE!!!(※参考画像)
誘「先生、陰に隠れててくださいね。」
俺「そんなに風がすごいんですか?」
誘「ええ、先生のメガネとか、たぶん飛びます(笑)。」
俺「まじすか!!?」
誘「それに巻き上げた砂や石が体に当たって怪我することもありますからね。」
俺「ひえー。」
影から見守る中、ヘリはいったん上空でホバリングした後、
すさまじい爆音を響き渡らせ、濛々と砂埃を舞い上げながらあっという間に、着陸。
ドアが開き、ストレッチャーと共に引き継ぎドクターが降りてきました。
医「お疲れ様です。よろしくお願いします。いま状態はどうですか?」
俺「宜しくお願いします。バイタルは安定、レベルもクリアです。」
医「いいですね。」
俺「あ、あとこちらに検査結果に画像CDと、その他書類一通り入ってます。」
医「ありがとうございます。あ、点滴はいま何つないでます?」
俺「左右に20G、いずれも外液です。特に循環作動薬は今はつないでません。」
医「わかりました。では引き継がせて頂きます。○○さん、行きましょうか。」
患「宜しくお願いします。あ、先生。」
俺「はい?」
患「ありがとうございました。頑張ってきます。」
俺「頑張ってきてください。元気になって帰ってこられるのをお待ちしております。」
患「はい、ありがとうございました。」
・・・
再び爆音を上げて夜空に消えていったドクターヘリ。
一日の仕事を終えて藍色の診察医を脱ぎつつ、
山Pのクールさをなんとか醸し出そうとしてますます挙動不審さを増すはくこうでした。
この国には、もっと救える喪男がいる。
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