忍者ブログ
独りアクティブ非モテ系16年目ドクターのにっき。
[426] [425] [424] [423] [422] [421] [420] [419] [418] [417] [416]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

どうせモテないし、たまには仕事中の写真でも載っけてみようかと。
てきとーに先日の手術中に撮ってみた写真たちであります。
同業者の先生方にはツッコミどころ満載かもですが、まあご容赦。




某手術室、入り口。




無影燈。ある患者さんいわく、これが一番手術室を実感したと。




全てのものが手に届く範囲にある、心地良い麻酔科医ひきこもりスペース。


この部屋の麻酔器はAestiva/5、
一回換気量6-8mlkg+PEEP 5mmH2Oにすることが多いはくこうです。
ちなみにこの日のオプションモニターは
FloTrac/Vigileo:Edwards Lifescienceと、Radical 7:masimoを選択。
基本SVV directedで輸液戦略を立てるはくこうですが、
今回はSVVとPVIの相関のデータ取り目的もあって、Radical 7も出撃です。




アルティメット・TIVA!!!けど本日は吸入麻酔。




21:14くらいにSVVがスコッと落ちてるのはHESを200mlボーラスしたから。




手元のi pod touch、AnestAssist PK/PD(※別窓)でシミュレーション。




使用済み輸液輸血たち。晶質液制限+膠質液bolusが最近のはくこうの傾向。




手術時間18時間を超える。この時間帯がけっこうしんどい。。。。


・・・


そして、



看護師さん手書きの「+24h」。1日経ったんですか、そうですか。



というわけで久々のウルトラロング手術を先発完投です。
24時間を越える大きな手術でしたが、
ほとんど浮腫もつくらず輸液不可による体重増加も予定通り+2kg以内。
もちろん直接的な手術の結果は外科の先生方の努力に左右されるものですが、
もしかしたら輸液戦略を含めた自分の麻酔管理が、
患者さんの予後改善に一役買ってたりしたら嬉しいなーと妄想しつつ、
これからも後方支援として、ベストの麻酔管理を模索しようと思うはくこうでした。


ええ、はくこうを支援してくれる彼女さんも第募集中・・・


・・・


・・・


ズーン(←※しかし全くの非モテ系)

拍手[0回]

PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード
無題
ブログの手術室ネタがイメージしやくすなりました。
今まではドラマのようにすっきりした部屋かと思ってました
2011/04/01(Fri)09:19:21 編集
膠質液って
どのタイミングでbolusしますか?最初にがつんと入れておくといいっていう人がいて25%を四本くらい最初に入れるって言ってました。確かに楽だけど、ある程度出血してしまう手術だと無駄になってしまう感があるんですが…医療資源的にも気になるところです。
ひよっこ麻酔科医 2011/04/05(Tue)22:45:55 編集
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
フリーエリア
最新CM
[03/11 一器高虎]
[06/29 伯商会エンピツ日記からの読者]
[06/23 ゴートゥななしさん]
[01/25 伯商会エンピツ日記からの読者]
[10/26 一器高虎]
最新記事
最新TB
プロフィール
HN:
はくこう
性別:
男性
職業:
麻酔科医
自己紹介:
近畿地方の某市中病院に勤める麻酔科医。気がつけばドクター16年目、WEBでのカキモノは22年目に突入ながら、変わらない非モテ系が、そこにはいる。ズーン。
バーコード
ブログ内検索
カウンター
アクセス解析
お天気情報
忍者ブログ [PR]