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披露宴での余興3連発のうち、最後のトリを依頼されたのが1か月前、ついに決行です。
場所は山宮市を代表する大型リゾートホテル、
大学教授や数多くのドクター、両家の御親戚、友人一同が集結する中、
定番ネタではありますが、「万歳30唱」をさせていただきました。
万歳三唱を十倍祝う、ということで、ひたすらに万歳をしまくるという余興、
スポットライトを浴びて壇上に上がり、100人余りの視線を浴びてプレゼンスタートです。
俺「それでは手を大きく上げてバンザーイですよ。よろしいですね。せーのー・・・」
皆「バンザ・・・」
俺「といったら始めてくださいね。」
皆「(笑)」
俺「あらあら、いまかなりの方がフライングされましたね。フライングされた方、きっと人生もフライングです。」
皆「(笑)」
ベタベタのネタを挟みつつ、
俺「ムスカ先生、ルナさん、ご成婚おめでとうございますバンザーイ!」
皆「バンザーイ!」
俺「新郎ご一家の皆様に対してバンザーイ!」
皆「バンザーイ!」
俺「新婦ご一家の皆様に対してバンザーイ!」
皆「バンザーイ!」
俺「本日素晴らしい会場を提供してくださった、山宮ホテルガーデンとスタッフの皆様にバンザーイ!」
皆「バンザーイ!」
俺「本日、素晴らしい進行をして頂いております司会者の方に対してバンザーイ!」
皆「バンザーイ!」
新郎新婦やご両家、果ては司会者からホテルに対してまで壇上で万歳しまくったところで、
マイクを持ったまま段を降りて会場へと飛び出し列席者に突撃。
事前に調べた主賓の方々のおめでたを万歳しまくったところで、
ここから先は完全なるアドリブであります。
俺「どうもはじめまして。」
A「は、はじめまして。。。」
俺「失礼ですがお名前と新郎新婦とのご関係は?」
A「エリカです。新婦とは大学時代の友人です。」
俺「そうですか。ところでエリカさん、お誕生日は?」
A「9月15日です。」
俺「そうですか、では皆様、新婦のご友人、エリカ様の誕生日2ヶ月前を祝してバンザーイ!」
皆「バンザーイ(笑)!!!」
俺「どうもはじめまして。」
B「は、はじめまして。。。」
俺「失礼ですがお名前と新郎新婦とのご関係は?」
B「マミです。新婦とは高校時代の友人です。」
俺「そうですか。ところでマミさん、今日のお食事はどうでしたか?」
A「とても美味しかったです。」
俺「そうですか、では皆様、新婦のご友人、マミ様の素晴らしい食べっぷりを祝してバンザーイ!」
皆「バンザーイ(笑)!!!」
俺「これはこれは、整形外科のイナバ先生じゃありませんか。」
A「どうも(笑)。」
俺「先生は、熱烈な巨人ファンだそうですね。」
A「はい。」
俺「それでは、巨人の奇跡の逆転Vを祈りましてバンザーイ!」
皆「バンザーイ!!!」
俺「ちなみに私は阪神ファンです。逆転Vはありえません。ふん。」
皆「(笑)」
そんなこんなで列席者に突撃して強引に会場から万歳を引き出しながら、
会場内をマイクを持ってひたすらにしゃべります。
俺「本日、27回もの万歳を繰り返してわかったことがあります。」
俺「ノースリーブでご出席の方々の、わき毛の処理が完璧なことを祝しましてバンザーイ!!!」
皆「バンザーイ(笑)!!!」
俺「さてさて、運動不足の皆様方に申し上げます。」
俺「万歳のしすぎで、1日置いた2日後に確実に筋肉痛がやってくることを祝いましてバンザーイ!!!」
皆「バンザーイ(笑)!!!」
そして29回の万歳を終えて、再び壇上に戻ってきました。
事前の打ち合わせ通り、会場に控えるピアニストの方々に目で合図、感動的なBGMが始まります。
俺「さて、これまで29回もの万歳を積み重ねてまいりました。」
俺「しかし、この29回は、最後の素晴らしい1回のためのリハーサル、練習に過ぎません。」
俺「最後に1回、素晴らしい万歳をお二人にプレゼントしましょう!」
俺「2008年7月26日、大安吉日、ムスカ先生、ルナさんの永遠の愛と・・・」
俺「お二人の目の前に広がる、素晴らしい未来、そしてご両家のますますの繁栄を祝いまして・・・」
マイクを置いて、あとは絶叫です。
俺「ムスカ先生、ルナさん!ご結婚、本当におめでとう!!!バンザーイ!!!!!」
皆「バンザーイ!!!!!」
というわけで無事余興を終了することができました。
ドクターや年配の方々も多く出席する披露宴、しかも演者は俺一人ということで、
何をしようか1ヶ月間だいぶ悩んだものですが、
新郎新婦をはじめ、両家の方々、列席者の皆様方や、ホテルのスタッフの方々にまで、
本当によかったとお褒めの言葉を頂き、演者冥利に尽きるというものでした。
ムスカ先生、ルナさん、ご結婚、本当におめでとうございます。
そして俺は・・・orz。(←※永遠の列席者)
・沈まぬ太陽1~5 (山崎豊子:新潮文庫)
・西の魔女が死んだ(梨木香歩:新潮文庫)
・そして扉が閉ざされた(岡嶋二人:講談社文庫)
・旭山動物園の奇跡(週刊SPA!編集部:扶桑社文庫)
・京都・同和「裏」行政(村山祥栄:講談社+α文庫)
・病院経営+失敗の法則(医療経営を考える会:幻冬舎)
・日本の医療制度討論(マーク・A・コルビー:薬事日報社)
読む本には人の個性が表れるとのことですが、伯耕の個性はどうなのでしょうか。
さてさて、週末のフリータイムは旭川であります。
実は昨日ホテルに着いたところでふと思い立って某所に電話をかけてみたのでした。
俺「もしもし。」
ホ「はい、ホンダレンタリースでございます。」
俺「あの、明日レンタカーをお借りしたいんですが。一番安いクラスでいいです。」
ホ「明日ですね。少々お待ちください。」
俺「はい。」
ホ「えー・・・、あの、明日ですが。。。。」
俺「はい?」
ホ「あいにく三連休初日ということで、ほとんど予約済みとなってしまっておりまして。。」
俺「そうなんですか。全くないですか?」
ホ「もう大型車か、あとは・・・」
俺「あとは?」
ホ「軽自動車で、旅行用のクルマではないものが1台空いておりますが・・・。」
俺「そ、そ、それでいいです!」
ホ「旅行用のクルマではございませんがよろしいですか?」
俺「いいです!お願いします。軽自動車料金なんですよね?」
ホ「はい。1日4,400円です。」
俺「格安ですね。予約お願いいたします。」
ホ「はい、ではお手続きのほうを開始させていただきます・・・」
・・・
というわけで、
軽ワゴン来たよー。(※モテモテだぁ)
・・・
で(泣)(←※絶望的)
サービスでホテルまで届けていただきいざクルマの旅レッツゴーです。
普段マニュアル車なのでオートマ車に乗るのは実に2年ぶり。
クラッチ操作のない左足に妙に寂しさを感じつつ、
妙に軽いハンドル操作にビビりつつ午前10時過ぎ、旭川の街を出発しました。
40分後、
美瑛到着。(←※4年ぶり)
丘の町、美瑛。
広大な丘陵地帯に素晴らしい景色が広がり、
その日本離れした風景はCMでもしばしば用いられています。
丘の街・美瑛。
まずはCMロケ地を中心に回るパッチワークの路へと繰り出しました。
国道237号線から左折、丘陵地帯に入っていきます。
ケンとメリーの木。
親子の木。
美瑛に来れば誰もがカメラマンとなる、そんな素晴らしい風景が広がっています。
ケンとメリーの木、親子の木からセブンスターの木へと巡り、
そしてアップダウンの続く丘の道を越えて、マイルドセブンの丘を目指します。
あの木まで行きましょう。
ひたすらに続くパッチワークの丘。
パッチワークの路を満喫したところでいったん美瑛駅へと戻り、
独り寂しくボソボソとカレーうどん(※美瑛産小麦使用)を食べ、
・・・(泣)(←※昼食はいつも独り!)
再び国道237号線(※花人街道)を南下していきます。
途中、国道沿いのかんのファーム(※別窓)にちょっと寄り道。
ラベンダー。
全体的に中国人観光客大杉だろと思いつつ、かんのファームを出発。
またまた40分ほど走ったところで、中富良野町突入。
次なる目的地、富田ファーム(※別窓)はもうすぐそこです。
てか駐車場入り口までむっちゃくちゃな大渋滞。ひー。
さすがの連休中、大渋滞の中ようやく駐車場を確保し、園内へ。
めざす「彩りの畑」まで一直線で歩いていきます。
そして
彩りの畑キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!。(←※KOUFUN!)
虹のような素晴らしいお花畑。
やっぱり中国人観光客で埋め尽くされていることにビビりつつ、
彩りにあふれた園内をいろいろと散策します。
のどが渇いたので飲み物をゲット。(←※もっこり!もっこり!)
・・・
園内の売店で追加お土産もゲットしたところでファーム富田出発。
さらに南下して富良野駅方向へ行こうか、戻ろうか迷ったのですが、
時間を見ればもう午後3時半、クルマ返却の時間も考えてまた美瑛方面へと引き返しです。
再び数十分走り、美瑛町内に突入したところで、
ちょっと思いついてルベシベ入口を左折、再び丘陵地帯へとグングン登っていきます。
このエリアは美瑛でも穴場、観光客の姿もほとんど見かけません。
パフィーの木。
二股はダメよ(はぁと)。
北海道らしい、起伏のある直線道路。
ルベシベ地区の探索も終えたところで再び国道に合流し、
美瑛駅も近づいてきたところで、
今度はパノラマロードへと出発しました。
午前中に走ったパッチワークの路と並ぶ美瑛のメイン観光ロードです。
まずは三愛の丘展望公園を越えて千代田の丘見晴らし台へ。
起伏のうねる丘陵地帯を上から俯瞰しながら、道はひたすらに車をいざなっていきます。
哲学の木。
美瑛では誰もがカメラマンです。
四季彩の丘にて。
教会のような美馬牛小学校前で左折すれば美馬牛駅はすぐそこ。
駅前の道をしばらく走ったところで、再び右折し丘陵地帯に戻っていきます。
どこか寂しそうな「クリスマスツリーの木」。
線路。
新栄の丘展望公園も過ぎ、
美瑛最後のハイライトである「赤い屋根のある丘」へと向かいます。
展望公園からワインディングロードをひた走ること約10分、
ポプラの灌木を抜けたところで、本当にあっさりとその風景は姿を現しました。
赤い屋根のある丘。
これぞ最も美瑛らしい風景、
折り重なる丘陵にひっそりと赤い屋根の建物が隠れています。
西日を受けて穏やかに輝く畑と赤い屋根を眺めながら、
いつかまた、この場所に、もう一度来たい、
そう思って風景に背を向け、クルマに乗り込んだのでした。
30分も走れば旭川市内到着。
レンタカーを事業所に返却し、旭川駅まで送ってもらったところで、
ラーメンだぁ。(←※相変わらず)
そして本日訪問したのは
山頭火・本店。
ラーメンマニアとしては有名チェーンの本店を制覇するのも大切な義務であります。
久々の山頭火、塩ラーメンを美味しくいただき、
これにて西の一風堂、北の山頭火の制覇完了。ふはははは。
・・・
で(泣)(←※自己満足)
再び旭川駅へと戻り、宗谷本線に乗り込み永山駅で下車。
これからの人生でたぶんこの駅に再び降り立つことはないやろなーと思いつつ、
予約してあった駅前のビジネスホテルに到着したのでした。
明日はいよいよ出発です。
こんな機会はないので、残りの2日間で大好きな北海道を満喫してくることにしますか!
というわけで、中島公園に隣接したノボテル札幌(※別窓)をチェックアウト。
荷物をガラガラと引っ張って地下鉄で札幌駅まで向かい、
正午過ぎ、ようやく目的地の
旭川来たよー。(←※久々の道北エリア)
そして、旭川と言えば、
もちろん、
旭山動物園キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!。
ふふふ、男独りの動物園(はぁと)。
空では鳥が鳴き、地上では男が独りで泣いております。ぷー。
・・・
で(泣)(←※久々に)
以前から旭山動物園の復活、成功物語を耳にしていたので、
どれだけ面白いのか結構期待しての入場であります。
動物園なんて小学校時代に地元の動物園に行って以来十数年ぶり。
というわけで、まずはぺんぎん館入場。
・・・
SUGEEEEEEEEEEE!!!!(←※すでに虜)
上を見上げればペンギンが空を飛んでいるかのように。
いきなりペンギンが間近で動き、泳ぎ回るのを見てもう大興奮。(←※男、28歳、独身)
こうなったらもう、他の館も見て回るしかないですよ!
あざらし館にて。巨大パイプの中をアザラシが泳いでいきます。
巨大アザラシがパイプの中をゆっくりと上って行くたびに周囲からは大きな歓声が。
動物園で歓声が沸き起こるのを聞くのも初めてのことです。
こんな感じで動物を間近に見る工夫が。(※オオカミの森にて)
ほっきょくぐま館は超満員!
あざらし館の「もぐもぐタイム」は超大混雑!
3時間ほど滞在しましたが、いやはや面白かった。
飼育係の人がダイレクトにいろいろと教えてくれるし、
館内の至るところに貼られてある手書きの説明書きからもスタッフの熱意を感じ取ることができます。
間近で生き生きとした姿を見せてくれた動物さんたちはもちろんのこと、
スタッフ一同がこの動物園をいいものにしようと頑張っている姿勢がガンガン伝わってきて、
いやはや噂通りの素晴らしい動物園だと感動して退場したのでした。
また機会があったらぜひ訪れたいものです。
再びバスに乗って旭川駅まで戻り、ホテルにチェックイン。
そして夕ごはんは当然のように、
旭川ラーメン♪(※ラーメンの蜂屋5条創業店にて)
俺的には京都ラーメン、博多ラーメンに並んで大好きなラーメンのひとつ。
この蜂屋のラーメンは表面に焦がしラードが浮かんでおり、これまた風味をそそります。
美味しいラーメンに温泉ホテルに、部屋に帰ったらサッポロクラシック(※北海道限定)で一杯。
いやはや極楽だと思いつつ、明日は旭川周辺のある場所に繰り出す予定です。
一通りの展示を見終われば午後からはフリータイムです。
時刻は正午過ぎ、せっかく札幌に来たので、まずはスープカレーを食べに行くことにしました。
学会会場は市電西15丁目駅にほど近い札幌市教育文化会館、
いろいろ調べた結果、琴似になかなかうまそうなスープカレー屋があるらしいので、
よっしゃ、歩いてみよう。(←※軽いノリ)
そして、
・・・
遠い。
さすがに札幌→琴似のJR2駅分を歩くのはなかなか大変。
足の裏が痛くなってきたところでようやくJR琴似駅到着、
お目当ての「らっきょ」(※別窓)にて美味しいスープカレーを満喫したのでありました。(゚Д゚)ウマー。
さてさて、スープカレーも満喫したところで、
ラーメンだぁ。(←※大間違い)
スープカレーに引き続き訪問したのは琴似駅近くにある旭川ラーメン店「ななし」(※別窓)。
ちなみに2006年3月26日(※別窓)に訪問して以来2度目の訪問です。
相変わらず非常に出汁が旨い絶品ラーメン、
スープカレーがおなかに入っていることも忘れて全部食べ切ってしまいました。(゚Д゚)ウマー。
琴似「ななし」。
店を出たところ、なんと土砂降りの大雨。
どうしよう、傘持ってないし・・・と途方に暮れていたところ、後ろから店主さんが現れました。
主「お、お客さん、この傘、持ってきなよ。あげるよ。」
俺「え、え、いいんですか??」
主「うん。返さなくていいから。じゃあ。」
「ななし」店主の素晴らしい人情にも触れて、
我が北海道100店程のラーメン店リストの中でもこの「ななし」は最高位、殿堂入りとなったのでした。
ちなみに味のほうでもこの「ななし」、現時点で我が北海道ランキング堂々の1位であります。
味にも人情にも感謝しながらお店を後にしたのでした。
帰り際に見つけた塾。なんかもう、すごい力を感じます。
さすがに帰りは電車、JRに揺られて札幌駅まで帰ってきたのでありました。
あとは本屋に寄ったりお土産屋に寄ったりしたところで本日宿泊のホテルに到着。
高級ホテルにも安く(※一泊8000円程度)泊まれるところがネット予約の強みであります。
ホテルで時間をつぶしたところで午後6時過ぎ、ホテルを出発。
テクテクと札幌駅方面へと歩いたところで、
飲み会だぁ。(←※久々に)
札幌在住、薬学部時代からの友人のあま氏と2年ぶりに再開。
大通公園近くの居酒屋で2年分の積もる話で盛り上がります。
サッポロなのにサントリープレミアムモルツ。左はウニ盛り。
積もる話も進んだところで飲み会はお開き。
あま氏の自宅アパートあたりまでおしゃべりしながら歩いたところで、
北海道大学構内にてあま氏とはお別れ。
そのまま北大構内を抜けて街に出て、
さらに延々と歩いたところで、
ラーメンだぁ。(←※懲りない人)
というわけで北大病院前から再び延々歩いて到着したのは全国的有名店「てつや」。
この店も2004年7月25日(※別窓)に訪れて以来4年ぶり、2度目です。
店に入ろうとしたところ、前に入っていたお客さんが出てきました。
俺「あれ!!?塚田先生!?」
塚「お、これはこれは、はく先生。」
俺「先生も今日の学会ですか?」
塚「そうそう、はく先生も?」
俺「そうです(笑)。」
塚「奇遇やねえ。まさか札幌のラーメン屋で会うことになるとは(笑)。」
なんと我が山の穴総合病院外科の塚田先生。
塚田先生にもこいつは病的なラーメンマニアだとしっかり認識されたところで、
久々の「てつや」のみそラーメンを美味しくいただいたのでありました。(゚Д゚)ウマー。
その後は再びテクテクと歩いてホテルへ。
ホテル到着。俺の部屋はなかなかの高層階です。
部屋で独りビールを飲みながら深けゆく札幌の夜。
新しい場所をどんどんと開拓していくのもいいけど、
以前訪れた場所を改めて訪問するのも面白いもんだなと思い始めたのは年のせいかなとも感じつつ、
明日は札幌出発、新たな目的地へと向かいます。
指導医の先生が突然思いついたかのようにこんなことを言い始めました。
医「昨日トナミさんが外来に来たぞ。」
俺「おー、退院してからもう3か月になりますね。」
医「元気にやってるみたいや。」
俺「それはよかったです。それにしてもトナミさんはだいぶ珍しい疾患でしたね。」
医「そうなんだ。そこで。」
俺「はあ?」
医「はく先生、トナミさんの経過をまとめて学会で発表してきなさい。」
俺「はい!?」
医「だいぶ珍しい症例だから、国内での報告例もまとめておいくこと。」
俺「は、はあ。。。。」
医「ちなみに、全国学会ね。」
俺「まぢすか!?」
医「じゃ、できたら見せてね。」
俺「・・・。」
そして半年の月日が過ぎ、
直前になって慌てて資料を作り始め、ようやく完成したデータとポスターと原稿を持って、
仕事は午前中で切り上げていざ出発であります。
午後2時過ぎ、気温は現在32℃、汗をダラダラ垂れ流しつつ、山宮駅へと向かいます。
そして、
午後11時過ぎ。
・・・
・・・
札幌ついたよー。(※2年ぶり)
ああ、我が愛する北海道に再び上陸であります。
大学時代にフィールドワークや旅行で10回以上も訪れた北海道、
最後に帰る時には次にくる日はいつになるのかと(※別窓)名残惜しんだ北海道ですが、
2年の時を経て、ドクターになって、学会発表で来ることになるとはいやはや奇遇なものです。
航空チケットとパックで予約したホテルが異様に高級なことにビビりつつ、(←※慣れてない人)
せっかく札幌に来たのでもちろん、
ラーメンですよー。(←※本領発揮)
実は2003年7月26日に訪問して以来(※別窓)5年ぶりの訪問です。
相変わらず旨味たっぷりの「とん塩」を満喫し、
幸せいっぱいでホテルに戻ってきたのでありました。
さーてと、明日は学会発表、そして週末は北海道フリータイムです。
先日の東京出張、
東京ビッグサイトから品川駅までは病院事務・メイさんの車に乗っけてってもらいました。
メイさんですが、超超超に超がつくほど天然であります。
東京ビッグサイト地下駐車場出口にて。
俺「出口を出たら、お、左に進めって矢印がありますよ。」
メ「えー、ごめん、もうウインカー右に出しちゃった。だから右に曲がるね。」
俺「え、え、えーーーーー???????」
無駄に敷地内を一周して元の場所に戻ってきて、ようやく一般道に。
俺「メイさん、品川駅までの道はわかります?」
メ「大丈夫よ。これでも杉並区出身なんだから。」
俺「そういえばメイさんは東京出身でしたね。安心しました。おっと、ここを右なんですね。」
メ「わかんないけど、右だと思う。」
俺「???」
メ「前の車が右に曲がったから、たぶん右だよ。」
俺「!!!」
案の定迷って。
メ「うーん、はく先生、ちょっとそこの地図見てくれない?」
俺「えーっと、これですね。」
メ「それそれ。その栞が張ってあるページ。」
俺「えーっと、このページは、と、・・・すいません、東京都全図なんですが。」
メ「いまどこにいるのかなー??」
俺「すいません、もう少し細かい地図を。。。」
メ「あ、ごめん。その隣のページ。」
俺「隣ですね。えーっと・・・すいません・・・て、今度は東北地方全図なんですが。」
メ「いまこの辺かなー。」
俺「メイさん、そこは下北半島です。」
メ「それって、お台場に近いの?」
俺「・・・。」
なんとか海岸地帯から遠ざかって。
メ「えーっと、次の信号を右なの。」
俺「そうなんですか。」
メ「えーっと、こっちの車線に入って、と。」
俺「・・・なんで左折車線に入るんですか???」
メ「空いてますし。」
俺「・・・。」
ようやく、ようやく品川駅が見えてきて(泣)。
俺「あー、ついに着いた。」
メ「品川でーす。」
俺「ああ、ようやく、着いたー・・・って、あれ、なんで、ここで右折するんですか???」
メ「「品川より上野のほうが便利じゃない?」
俺「いや、品川にしてくださいっ。」
メ「えー、上野のほうがいいよ。」
俺「よくないっ!よくないっ!」
・・・
ゆりかもめの方がだいぶ早かったかも。。。。
というわけでレジナビフェア2008 in Tokyo初日。
いうなれば、医学生相手にした全国規模の病院説明会、俺も参加するのは初めてです。
朝起きて、チェックイン新橋(※別窓)をチェックアウト。
温泉(?)付きで一泊8,000円となかなかありがたいホテルでありました。
新橋からはゆりかもめに揺られて走ること約20分、
東京ビッグサイトキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
というわけで本日の会場、東京ビッグサイト到着。
事前にもらっていた病院関係者用パスポートを提示して会場入りしました。
病院ブース前で院長、事務さん、もう一人の研修医先生と合流、
ブースの準備が完了した午前10時、いよいよレジナビフェア2008 in Tokyo、開場です。
火の国熊本で燃える研修医募集!熊本赤十字病院。
やはり人気病院の前には長蛇の列が。(亀田総合病院ブース)
画像と巨大ポスターでサイバーな雰囲気の相澤病院(長野)ブース。
ちゅら海と沖縄民族衣装で色鮮やかな沖縄赤十字病院ブース
事務的、シンプルイズベストな東大病院ブース。
川崎フロンターレのフラッグが人目を引く川崎市立井田病院ブース。
カニと湿原、釧路赤十字病院ブース。
風林火山の幟が勇ましい、山梨県病院群ブース。
なんだかよくわからないものがたくさん置いてある山口県病院群ブース。
もはやさくらんぼ売りなのか病院紹介なのか分からない山形県病院群ブース。
病院紹介はもちろんのこと、全国規模のお国自慢大会のような雰囲気。
といいつつ、我が病院もお国自慢を前面に押し出しつつ、
去年よりかなり多くの医学生に集まっていただいたようで、
なかなか収穫も多かったレジナビフェア2008 in Tokyoでありました。
午後4時過ぎ、とりあえず撤収。(←※ちょっと早め)
先生に品川駅まで送っていただき、いったん新橋のホテルに荷物を取りに戻ったところで、
時刻は午後5時半過ぎ、明日も仕事につきそろそろ帰らなければなりません。
なかなか疲れたので帰りは新幹線で帰ることにしました。
新幹線、乗りまーす。
午後9時過ぎに某駅到着、それから鈍行で1時間ちょっと走ったところで、
ようやく、ようやく梓本駅へと戻ってきました。
駅前の松屋で独り寂しくボソボソと牛めしを食い、(←※14時間ぶりのごはん)
超久々、たぶん3年ぶりくらいの松屋の牛めしに感動したところで、
梓本駅からタクシーに乗り、インター前の駐車場に到着です。
愛車インプレッサと1日ぶりの再会、
そして時刻は午後10時半、あとは山宮市まで100kmの山脈越えを突っ走るのみです。
・・・
というわけでようやく山宮市に戻ってまいりました。
今週は学会発表で再び遠出の予定、そして明日からは麻酔科です。
レジナビフェア2008 in Tokyo(※別窓)になんか病院代表で参加してこい指令が出たため、
ふたたび東京に行ってくることになりました。
正午に山宮市を出発、まずはガソリンハイオク満タンにしたところで
・・・(泣)(←※大散財)
まずは100km離れた駅を目指します。
延々と続く2車線国道は田園地帯から次第に山へとはいりこみ、やがて崖のと清流の間を縫うような道へ。
数々のヘアピンカーブや登坂車線や洞門を越えて、
最後に現れる3km近いトンネルを抜ければ秘境・雪路温泉郷に到着です。
ドライブイン・雪路温泉でちょっとトイレ休憩。(←※観光客で大行列)
休憩も終えたところで、いよいよ本格的な峠越えです。
峠をぶち抜くトンネルはありますが、前回の東京行きと同じく敢えて今回も旧道の峠越えルートを選択。
道は悪いが景色は抜群のクネクネ旧道をひたすらに登っていきます。
13:30、県境の峠に到着。標高1,790m、しっかりとセルフ記念写真を撮ってご満悦です。
寂しいとかいうな。
・・・
で(泣)(←※相変わらず)
さあさあ次はダウンヒル。
ヘアピン連続の急峻路を、時に後輪を滑らせながら駆け下りていきます。
最後に現れる10連続ヘアピンもなかなか調子よく駆け下り、再び国道に合流。
しかしまだまだ渓流沿いの曲がりくねりロードは続きます。
洞門をくぐり、ダム湖を渡り、清流沿いのウネウネ道をひたすらに進み、
気がつけば周りに民家も目立つようになってきました。
最後の山を越えれば平野が開け、道は広大な農村地帯を貫く直線道路へと変わっていきます。
2車線道路はいつしか4車線の高規格道路に。
道路沿いに郊外型大型店舗が立ち並ぶようになれば、目的地・梓本ICはすぐそこです。
梓本IC近くの駐車場にクルマを駐め、炎天下の市内を駅までテクテクと歩きます。
・・・(←※大汗)
30分ほど歩いてようやく梓本駅に到着。
駅ビルのレストランで名物の蕎麦を頂き(゚Д゚)ウマーしたところで東京行きの特急に乗車。
久々の列車の旅であります。
夏らしい、素晴らしい景色が続きます。
途中居眠りしつつも列車はひたすらに走り、夕闇が近づいてきたころに
ようやく、
東京着いたよー。(←※1カ月ぶり)
やっぱり、
人だらけだよー。(←※in SHI・BU・YA)
人がいっぱいいることにビビってしまう俺は田舎モノだと思いつつ、
予約していた新橋のホテルにチェックイン。
荷物の片づけを終えたところで、
さあ、いよいよ、
ラーメンだぁ。(←※久々)
久々にうまいラーメンが食えるというものですよ。
地下鉄に乗って本日訪れたのは、
京都銀閣寺ますたにラーメン(@日本橋)
京都のますたにの支店であります。
京都の本店に比べればメンマもチャーシューもちょっとオシャレなところにTokyo風を感じつつ、
学生時代に食べまくった本店の劇ウマラーメンを懐かしみつつ、
久々の美味しいラーメンで東京と京都をダブルで楽しみながらお店を後にしたのでした。
その後、運動のために昭和通りをテクテクと歩いて新橋へ。
新橋に戻ってきたところであたりをいろいろと散策してみました。
ホテルからちょっと歩いたところ、
「あら皮」キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
知る人ぞ知るステーキハウス「あら皮。」
店構えを見てみたかったのですが、怖くて地下への階段を降りられませんでした。
チキンだ俺。
うさわの「山本耳かき店」
そんなわけで、おそらく普通の人は反応しないであろうところにオラワクワクしてきただ状態しつつ、
ホテルに戻って屋上の温泉を楽しみつつ、やっぱり独りビールタイムに入るのでした。
7:00 起床。今日もがんばるぞ。朝ごはんは納豆ごはん、(゚Д゚)ウマー。
8:00 病院到着。午前中は外来見学です。
14:00 ようやく昼ご飯タイム。天ぷら蕎麦(゚Д゚)ウマー。
18:00 ようやく外来も終了。今日もなかなかいろんな疾患を勉強できました。
19:00 定例勉強会。今日は心電図です。俺的には得意分野でなかなか楽しみ。
20:10 勉強会終了。やっぱり心電図は面白い。
20:00 麻酔科の藤代先生と飲みに行くことに。医局でしばし待機。
20:20 藤代先生からなかなか連絡がこない。
20:30 医局で待っていたところ、隣の席のハナコ先生が戻ってきました。
俺「お疲れさーん。」
ハ「お疲れー。もう仕事終わったの?」
俺「うん。麻酔科の藤代先生に飲みに誘われてさ。連絡待ち。」
ハ「あれ?藤代先生ならさっき、ケン先生(←※同期)と一緒に血相変えて走って行ったよ。」
俺「ケン先生は・・・そうか、いま麻酔科研修中か。」
ハ「緊急オペでもあるのかな。」
俺「なんかいやな予感が。。。。」
20:40 ケン先生から院内PHSに連絡。
ケ「もしもし、はく君?」
俺「おう、どうした?」
ケ「救急外来にちょっとやばい患者さんが入ってさ。今から緊急手術になるんだ。それでさ。」
俺「うん。」
ケ「ちょっと麻酔手伝ってくれない?藤代先生が準備にかかってるところ。」
俺「OKわかった。すぐに行くわ。」
20:50 手術室到着。
俺「カルテはざっと見たけど・・・ひさびさの超大物やな。。。」
ケ「おう。とりあえずさ、輸液管理と輸液計算頼んでもいい?たぶん輸血も大量に要るはず。」
俺「OK。チェックとカウントは任せて。」
藤「あ、はく先生、今日は飲み会ごめんなー。」
俺「いえいえ、また是非誘ってください。てか、大変なことになりましたね。」
藤「うーん。。。まあ、がんばりましょう。」
看「患者さん入りまーす。」
俺「お、来た来た。」
ケ「さあ、いっちょ、頑張りますか。」
22:00 看「出血、5,500mlです!」
外「血圧は!!?」
藤「動脈圧で70台だけど・・・第2陣の輸血はまだ来ないの!?」
看「院内貯蓄はこれで全てです。いま血液センターに依頼してるんですがまだ返事が・・・。」
藤「・・・新鮮血輸血は?」
看「それもこの時間では1時間以上はかかるとのことで。。。」
俺「血ガスデータ出ました。ヘモグロビン4.5です。。。。」
藤「血液センターからの血液はいつ来るの?連絡は取れないの?」
看「予定では22:30頃には着くとのことですが・・・。」
ケ「はく先生、すまん。いま採血出したから検査室まで持ってってくれない?」
俺「OK。ダッシュするわ。」
22:30 藤「血液はっ!!?」
看「まだ連絡がないんです。。。」
看「出血、10,500mlです。」
俺「先生、ビカーボン終わっちゃいますけど、次はこのルートもアルブミネートにしますか。」
藤「それでいい。ポンピングして。FFPは解凍してるね?」
俺「はい。薬剤部から届いてます。」
医「血圧は?」
ケ「78です。」
看「アルブミネートもこれで全部なんですが・・・。」
俺「薬剤部や病棟にはまだありますよね?」
藤「全部オペ室に持ってこいっ!!!」
看「はいっ(汗)。」
俺「藤代先生、ちょっと俺、玄関まで走ってきます。血液が届いたらオペ室まで届けますわ。」
藤「おう。頼むわ。薬剤部を介さず直接届けてくれ。手続きはあとで何とかするから。」
看「採血結果出ました。ヘモグロビン4.1、血小板15,000です。」
ケ「まじで!!?」
俺「行ってきます!」
22:50 150km離れた稲北市より血液第一陣到着。
深夜の病院内を血液バッグ抱えて走る俺。
22:55 ケ「脈拍30台です!!!」
藤「看護師さん、念のためDC用意して!!!」
ケ「血圧60台です!」
俺「先生、いま稲北からB型(+)20単位届きました!!!」
藤「おおお、サンキュー。どんどん入れましょう。」
看「確認します!番号OKですね。」
俺「チェック大丈夫です。」
藤「3ルートにつないでポンピング、ケン先生、はく先生お願い!」
俺「はい!」
ケ「はい!」
俺「出血、14,800mlです!!!尿量、400ml。」
医「藤代先生、頼みます!!!」
藤「血液、押し込んで!」
俺「はい!」
ケ「はい!」
2:35 なんとか手術終了。患者さんはICUに送られて行きました。
手術台の下の血だまりを看護師さんが掃除にかかっています。
2:50 手術室控室にて。
藤「いやあ、久々に冷や汗だったな。。。2人とも助かったわ。ありがとう。」
ケ「いえいえ。」
俺「いえいえ。」
藤「明日はちょっと予定があるけど、明後日こそ飲みに行きましょう。」
俺「是非是非。」
ケ「店とか探しときますわ。何系がいいですか(笑)?」
ケ「なんかさ、ふつーの安っぽい居酒屋に行こうぜ。脂っぽいものが食べたい(笑)。」
藤「はっはっは。さて、今日は帰って少しでも休みましょう。明日のためにもね。」
4:00 帰宅。最後の最後に大変な一日やった。。。。
そういや昼飯以来14時間くらい何も食べてない気がするけど、もう気にしない。
4:30 ビール1缶飲んでねる。明日は・・・早朝勉強会やった。。。(←※しかもプレゼン担当)
2日目
7:15 しまった、寝坊した!!!朝飯抜きでいっそいで病院に向かう。
7:30 病院到着。血液ガス分析、酸塩基平衡についてマニアックに熱く語ってみる。
今回は古典的アプローチに加えて、スチュワート法をまとめてみました。
8:00 勉強会終了。所属科へ。今日は手術日です。
16:30 ようやく本日の手術終了。腰が痛い、腹減った。。。。気がつけば食事摂ってない。。。。
17:20 患者さんを病棟にあげてようやく一段落・・・したいところですが今日は救急当直です。
17:30 救急当直開始。初っ端から忙しい。飯が食えない。
19:30 救急車3台同時到着。
バイク事故と、老人ホームのお年寄りのSpO2低下と、たぶん過換気。
後ろ2台を任せられる。
20:30 検査結果が全部出そろったので指導医にコンサルト。
その診断でOKとのことで、患者さんやご家族への説明を任される。お年寄りは入院となりました。
21:50 リストカットした女の子の傷を黙々と縫う俺。常連さんです。
23:00 まだまだ救急外来には待合患者さんがいっぱい。飯食う暇なんてねえよのこやろう。
ひたすらに診察、検査、説明が続きます。頑張れ、俺。
3日目
0:10 A「1週間前から歯が痛くて、薬が欲しいんです。」
俺「我慢できないくらい痛みます?」
A「そういうわけじゃないんですけど、病院だと保険が効いて安いかなと思って。」
俺「・・・。」
0:40 B「3週間前からなんか頭痛がするんですが、ちょっとMRIとかいうやつ撮ってもらえませんか?」
俺「MRIですか?」
B「日中だと予約でだいぶ先になるようなので、救急で来ました。」
俺「・・・。」
1:50 看「はく先生、あと10分で救急車です。40台男性、首つりだそうです。」
俺「自殺ですか。」
看「詳細はわかりませんが、まだ脈はあるそうです。」
医「助けなきゃあかんな。」
俺「はい、頑張りましょう。」
2:03 救急車到着。見れば首にはしっかりとヒモの痕。ひえー。。。
患者さんセンターテーブルに移動させ、スタッフが集結し初期治療が始まります。
2:20 A「頚損は?」
B「XpでもCTでも明らかな頚椎損傷は認められませんね。」
C「ご家族は、何としてでも救命してほしいとのことです。」
A「はく先生、挿管できる?頚椎損傷はないからね。普通にやればいい。」
俺「はい。やります。」
2:35 無事に挿管成功。一発で決まってよかった。。。
救命センターではすでにレスピレーターの準備も整い、受け入れを待ち受けています。
3:00 患者さんがICUに上がっていきました。何とか意識が戻ればいいですが。。。
3:05 これにてようやく救急外来の患者さんがゼロに。
ICUをのぞきに行ったところ、看護師さんから呼び止められました。
看「はく先生、サトウさんの鼻出血が止まらないんです。。。」
俺「サトウさんって、たしか持続でヘパリン流してますよね。。。」
看「ええ。」
俺「・・・とりあえず、見てみますわ。」
看「ありがとうございます。」
3:10 喉頭ファイバー使っていろいろ見てみるも、どうも出血点はだいぶ奥のよう。
ボスミンガーゼやら頑張ってみるもなかなか止まらず、耳鼻科の先生に連絡することに。
6:00 耳鼻科の先生と協力してようやく止血。
耳鼻科の先生曰く、「これは最難関の鼻出血だったな」とのこと。
6:30 ようやく仕事が途切れる。てか腹減った。眠い。少しは休めるか。。。。
7:10 突然全館放送が流れる。
「ドクターブルー、ドクターブルー、北病棟5階です。ドクターブルー、ドクターブルー・・・」
・・・まぢで!!!!!!
※「ドクターブルー」・・・院内緊急コール。急変患者が出たので空いてる医者は全員集結せよ。
7:12 北病棟5階到着。
激烈な胸痛後に意識消失した患者さん、すでに10人ほどのドクターが集結、速攻でCT室へ。
7:20 患者さんをCT室に搬送、直後に救急車が2台同時に到着するとのコール。
CT室をいったん離れて救急外来へ。
7:30 交通外傷の男性、熱性痙攣の乳児が同時搬送。
先ほどの胸痛の患者さんと合わせて救急外来が修羅場状態に。
とりあえず俺は交通外傷の患者さんの処置を任される。
8:50 とりあえず自分の仕事は終了。
先ほどの院内急変の患者さんはそのままヘリポートへ上がっていきました。緊急搬送のようです。
9:20 だいぶ伸びましたがなんとか当直業務終了。所属科の外来へと向かいます。
10:00 なにげに外来見学は眠い。。。。
13:30 ようやく食事タイム。48時間ぶりの飯はやっぱり天ぷら蕎麦。てか(゚Д゚)ウマー。
17:30 外来終了。今日はカンファレンスです。
19:00 カンファレンス終了。
20:00 ようやくすべての仕事終了。この3日間頑張った、俺。
20:25 約束通り、藤代先生、ケン先生と飲みに行く。
23:00 飲み会終了。うちに帰る。測ってみたら飲み会の後なのに体重が2kg減ってる。
・・・文系は勝ち組だとつくづく思う今日この頃です。
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